大阪・関西万博 海外パビリオン セービングゾーン

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※徐々に加筆・修正します。
旅行日:2025/4~2025/10

海外パビリオンは3つのゾーンに分かれています。
セービングゾーン(オレンジ)にある海外パビリオンのレビューです。

チリ

【入場方法】予約不要
【入場】列に並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】2分
【実際の所要時間】5分

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!

入ったところにはモアイがいましたが、なんとチリ館は観光紹介はありません。
長いパッセージを歩いていきます。奥にはペンギンオブジェがいるので記念撮影によさそう。

中央エリアではチリ最大の先住民族マプチェの伝統的な織物「マクン」(マプチェ語でマント)を展示しています。
天井や側面にかけられたマクンは240平方メートル、200人の手でこの万博のために3ヶ月もかかって制作されたものというから驚きです。
奥に階段があるのですが、そこに座ってマクンに囲まれてみるのもよいでしょう。

隅っこにはチリサーモンやチリワインの展示も小さくありました。
とにかくチリ館はマクンに全力投入でした。

チュニジア

【入場方法】予約不要
【入場】列に並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】13分(15:38列→15:51入場)
【実際の所要時間】20分

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!

館内に入るとまずプレショー。謎の仮面が何も言わず壁いっぱいに動きまくるだけという難易度高めなムービーです。
ムービー鑑賞後は砂漠を描いた細い通路を通って次の部屋へ。

次の部屋も壁一面に映像が流れます。今度は「安全でキレイな水を作るための技術を開発しています」とか「空気から飲み水を作っています」とかチュニジアの会社や、チュニジアの偉人の紹介でした。
部屋を出ると「ガフサのメルグーム」(ベルベル人伝統の手織物)の展示があり、そのままお土産屋エリアになります。掲載画像は写真を撮り忘れてしまい動画切り出しのため見づらいです。失礼しました。

お土産コーナーではアラビア文字のカリグラフィーを書いてもらいました。1,500円。
男性の係員さんはカリグラフィー・アーティストの女性を「彼女はベスト・アーティストだ!」とほめちぎっていました。

外に出ようかと思ったら、出口脇に来賓用と思われる部屋を発見。
その部屋を見て出口の方を見たら壁にメッセージが書いてありました。お元気で!

カンボジア

【入場方法】予約不要
【入場】列に並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】なし
【実際の所要時間】7分

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!

入口には少数民族の漁のオブジェがあり、そのまま進むと回廊に入ります。
仏教遺跡を彷彿とさせるオブジェがお出迎え!

突き当りには階段のあるピラミッド状の遺跡のオブジェ。
2023年に世界遺産に登録されたコー・ケー遺跡のプラサット・トムを模したもののようです。
コー・ケー遺跡旅行記: カンボジア旅行(4) プリア・ヴィヘア/コー・ケー/ベン・メリア 1日ツアー

コー・ケー遺跡オブジェを背にするとパビリオン全体が見渡せます。
黄色いのは田んぼに実るお米のオブジェ。カンボジアの主食であり、儀式など生活にも欠かせません。
中央の船は楽器で、時間によって演奏で使われるようです。
一番奥にはアンコール・ワットのジオラマがありました。

民芸品やカシューナッツの展示でおしまいです。
カンボジアは前回のドバイ万博同様小部屋系ながら気合の入った展示でした。

アルジェリア

【入場方法】予約不要
【入場】列に並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】1分
【実際の所要時間】13分

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!

入ると簡単なアルジェリアのイントロダクションがあり、通路に入ってすぐ左ではプレショーとして細長い画面のイントロダクション・ムービーが流れていました。
映像ではアルジェリア少女が、人類発祥の地の一つAin Boucherit遺跡の石器、女性が演奏するImzad(楽器)、銀サンゴといった文化、教育と医療が無料などとアピールします。背景はサハラ砂漠、ジジェル、Tizi ouzou、世界遺産マウレタニア王家の墓、アルジェなど。最後のローマ遺跡は世界遺産ティムガッドのように見えました。
アルジェリア旅行記: アルジェリア世界遺産めぐり

奥に進むとまたムービー。今度は壁一面に映し出されます。
Ain Boucherit、世界遺産タッシリ・ナジェールからの歴史を1分ほどでめぐり、現在のアルジェリアとして教育と医療が無料、若者の支援、スポーツ選手などを紹介し、アルジェリアの未来は明るいということで締めくくります。
テンポが速いムービーなので、アルジェリアを知らない方にはいい内容だと思います。プレショーと重複するので、時間がなければこちらだけ見ればよいでしょう。
最後にぜひアルジェリアを訪れてくださいなどと言っていますが、2025年現在でもビザ発給の問題があるので、楽したい方は日本の旅行会社が出しているツアーで行きましょう。

ムービーの後は細くて暗い通路を歩きながらムービーの内容のパネルを見て終了です。
通路には衝撃の文言が・・・。

イタリア

未訪問
開催当初、独自アプリから予約ができました。結構細かいタイムスロットで枠はいっぱいあったのですが、予約する時点で8月以降でないと空いていませんでした。無事9月の予約が取れたのでいずれ訪問します。楽しみ!

オランダ

【入場方法】9:00~11:00自由入場、それ以外は事前予約・当日登録
【入場】自由入場の時間だったので列に並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】3分(9:26に並び9:29入場)
【実際の所要時間】20分

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!

列に並ぶ空間にすでにミッフィーちゃんがいました。
入場時にボールをもらいます。チャージすると光ります。

壁面の文章を読みながら先に進みます。チャージスポットに当てるといろんな色に光ります。
オランダはほぼ海面下の低地ということで、風車を使って水を操り国土を守ってきました。
展示には書かれていませんが、その風車は世界遺産になっています。
異常気象が多いですが、そうしたオランダの経験が活かせるという内容が書かれています。

最後は天井のドームにパネルと同じ内容の動画が流れます。映像はとてもきれいです。
解決策は再利用、コモングランドで想像しよう、共に未来を、ということで結構硬い内容です。
最後の部屋には「集まろう、ここ、コモングランドに」。ここに巨大スタンプが待っています。

そんなに大きくないパビリオンですが、ムービーがあるので並ぶと思われ、10時前に出た時にはすでに行列になっていました。

ポーランド

【入場方法】事前予約・当日登録・自由入場
【入場】自由入場だったので列に並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】3分(9:52に並び9:55入場)
【実際の所要時間】10分

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!

イギリス館のマスコット「PIX」が入口にいました。
内部は一定の人数でツアー形式で周ります。だから長時間の行列になるんですね・・・。

約2分のプレムービーではイギリス出張の「パパ」(ケンジというらしい)が本土4地域(イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランド)をまわっているという話で、各地の美しい風景とともに、これから始まるパビリオンのテーマ「アイディア」に関する気付きが流れます。

細いスロープを歩いていくと、スロープの一番上に差し掛かった時に左側にスクリーンがあり、約5分のムービーが流れます。
「パパ」がお土産でくれた積み木を娘メイがいじっているとPIXになり、小さなひらめきが集まって大きなアイディアになるという話をします。蒸気機関車、海を挟んで電話ができるようになったこと、インターネットなど、イギリスの発明を紹介。

続いて日本とイギリスはお茶をたくさん飲むとか、「天空の城ラピュタ」はウェールズの炭鉱からヒントを得たとか壁に書いてある細い通路を通っていくと、立方体の四面モニターを取り囲みます。
ここではPIXがイギリスの色々な場所を巡りながら6つのアイディアに変身するので、それに合わせてボタンを押すと国旗の積み木が増えて、最終的にイギリス国旗になるというゲームをみんなでします。

次の部屋ではまたムービー。今度は2050年の医療とエンターテインメントの面でのイギリス生活を紹介。エンタメは漠然とした話でよくわからず。4分程度でおしまいです。

これでパビリオンはおしまい。バーとお土産屋さんがありました。

ポーランドというとウクライナ以上に悲惨な歴史が思い起こされますが、真逆の癒し系パビリオンです。建物も美しい!
入場すると、まず機械で5つのカードから好きなのを選ぶ作業を4回やって「心象の緑」を作ります。なんとなくドバイ万博の日本館に似ています。作ったものはQRコードを通じて記念にスマホに保存できます。
アート作品の空間を抜け、奥にある小さめの部屋で木と塩水の香りでリラックス。係員によると、現地では塩水濃縮施設があり吸入療法などを行っているとか。パビリオンで飾ってあるのは四国などから運んだクロモジの木ですが、現地は別の木を使っているとのこと。
次の部屋はほうきのような木が大量に壁にあり、カサカサと自動で動きます。草木の音で癒されます。

次の部屋はバイオマスを使った製品などが展示されています。
最後にピアノが置いてありました。ショパンコンサートはここでやるのかな。
ドバイ万博でもショパンコンサートがありなんとか予約して行きましたが、今回は省略します。

英国(イギリス)

【入場方法】自由入場
【入場】列に並んで入場(QRコード不要)※開催当初のみ当日登録制でした
【実際の待ち時間】55分(19:09に並び20:04入場)
【実際の所要時間】10分

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!

その他

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