※徐々に加筆・修正します。
旅行日:2025/4~2025/10
海外パビリオンは3つのゾーンに分かれています。
セービングゾーン(オレンジ)にある海外パビリオンのレビューです。
コモンズ-C館

11カ国が共同出展しています。コモンズの中でも展示が凝ったものが多く、各国ブースで並びます。館内が狭いので行列が一時的に締め切られることもあり、全部見るとかなり時間がかかります。
メインエリアとアイランドエリアにわかれているのは他のコモンズ同様わかりにくいですが、近くにあるのでまだマシです。


ディスプレイに見取り図と各国の簡単な情報が表示されていました。




イスラエル
ウクライナ
ウルグアイ
ガボン
グアテマラ
クロアチア
サンマリノ
スロバキア
スロベニア
パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!
旧ユーゴスラビアで、中央ヨーロッパにあるスロベニア。
当初タイプA(戸建方式)を予定していたのですが、タイプC(シェアハウス方式)に変更してコモンズC入りとなりました。
ドバイ万博のときと同じ「I feel sLOVEnia」を標榜しています。
VR体験や、主要観光スポットを巡るバーチャルサイクリング体験があるようなのですが、訪問時はアテンダントがおらず詳細不明でした。




ブレッド湖の訪問記をリンクします。
https://4travel.jp/travelogue/11182443
パナマ
パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!
中米と南米の境目にあるパナマは、太平洋と大西洋をつなぐパナマ運河が有名です。
メインエリアは動画鑑賞。縦長の部屋いっぱいに映像が流れます。
奥まで人を入れるので、人だかりで奥側の映像は全然見えませんし、奥に入ると今度は手前に流れる映像が見られないという仕様。
人を入れるのは手前のスクリーンまでにすればよいのではと思います。
映像では、カーボン・ネガティブを達成している4カ国のうちの一つであり(他はブータン、スリナム、オーストラリアのタスマニア島)、責任ある発展をしていることを美しい映像と共にアピールしていました。


アイランドエリアではパナマ運河の映像が流れていました。
実際に訪問する際はタイミングが重要なので、気軽に雰囲気が味わえるのはありがたいです。
ご参考までに旅行記をリンクします。


モンテネグロ
パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!


若干並んで内部へ。狭い部屋が激混みで何が何やら・・・。
天井が斜めに下っていて美しい映像が流れていました。
入口の左側は階段状のエリアで寝転がって天井の映像を見ることもできます。
両側の壁にはタッチパネルがあり、項目を選ぶと映像が流れる仕様でした。



チリ

【入場方法】予約不要
【入場】列に並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】2分(7月中旬 16時台)
【実際の所要時間】5分
パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!
入ったところにはモアイがいましたが、なんとチリ館は観光紹介はありません。
長いパッセージを歩いていきます。奥にはペンギンオブジェがいるので記念撮影によさそう。



中央エリアではチリ最大の先住民族マプチェの伝統的な織物「マクン」(マプチェ語でマント)を展示しています。
天井や側面にかけられたマクンは240平方メートル、200人の手でこの万博のために3ヶ月もかかって制作されたものというから驚きです。
奥に階段があるのですが、そこに座ってマクンに囲まれてみるのもよいでしょう。



隅っこにはチリサーモンやチリワインの展示も小さくありました。
とにかくチリ館はマクンに全力投入でした。



チュニジア

【入場方法】予約不要
【入場】列に並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】13分(7月中旬 15:38列→15:51入場)
【実際の所要時間】20分
パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!
館内に入るとまずプレショー。謎の仮面が何も言わず壁いっぱいに動きまくるだけという難易度高めなムービーです。
ムービー鑑賞後は砂漠を描いた細い通路を通って次の部屋へ。



次の部屋も壁一面に映像が流れます。今度は「安全でキレイな水を作るための技術を開発しています」とか「空気から飲み水を作っています」とかチュニジアの会社や、チュニジアの偉人の紹介でした。
部屋を出ると「ガフサのメルグーム」(ベルベル人伝統の手織物)の展示があり、そのままお土産屋エリアになります。掲載画像は写真を撮り忘れてしまい動画切り出しのため見づらいです。失礼しました。


お土産コーナーではアラビア文字のカリグラフィーを書いてもらいました。1,500円。
男性の係員さんはカリグラフィー・アーティストの女性を「彼女はベスト・アーティストだ!」とほめちぎっていました。


外に出ようかと思ったら、出口脇に来賓用と思われる部屋を発見。
その部屋を見て出口の方を見たら壁にメッセージが書いてありました。お元気で!



カンボジア

【入場方法】予約不要
【入場】列に並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】なし(7月中旬 15時台)
【実際の所要時間】7分
パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!
入口には少数民族の漁のオブジェがあり、そのまま進むと回廊に入ります。
仏教遺跡を彷彿とさせるオブジェがお出迎え!


突き当りには階段のあるピラミッド状の遺跡のオブジェ。
2023年に世界遺産に登録されたコー・ケー遺跡のプラサット・トムを模したもののようです。
コー・ケー遺跡旅行記: カンボジア旅行(4) プリア・ヴィヘア/コー・ケー/ベン・メリア 1日ツアー


コー・ケー遺跡オブジェを背にするとパビリオン全体が見渡せます。
黄色いのは田んぼに実るお米のオブジェ。カンボジアの主食であり、儀式など生活にも欠かせません。
中央の船は楽器で、時間によって演奏で使われるようです。
一番奥にはアンコール・ワットのジオラマがありました。


民芸品やカシューナッツの展示でおしまいです。
カンボジアは前回のドバイ万博同様小部屋系ながら気合の入った展示でした。


アルジェリア

【入場方法】予約不要
【入場】列に並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】1分(7月中旬 15時台)
【実際の所要時間】13分
パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!
入ると簡単なアルジェリアのイントロダクションがあり、通路に入ってすぐ左ではプレショーとして細長い画面のイントロダクション・ムービーが流れていました。
映像ではアルジェリア少女が、人類発祥の地の一つAin Boucherit遺跡の石器、女性が演奏するImzad(楽器)、銀サンゴといった文化、教育と医療が無料などとアピールします。背景はサハラ砂漠、ジジェル、Tizi ouzou、世界遺産マウレタニア王家の墓、アルジェなど。最後のローマ遺跡は世界遺産ティムガッドのように見えました。
アルジェリア旅行記: アルジェリア世界遺産めぐり



奥に進むとまたムービー。今度は壁一面に映し出されます。
Ain Boucherit、世界遺産タッシリ・ナジェールからの歴史を1分ほどでめぐり、現在のアルジェリアとして教育と医療が無料、若者の支援、スポーツ選手などを紹介し、アルジェリアの未来は明るいということで締めくくります。
テンポが速いムービーなので、アルジェリアを知らない方にはいい内容だと思います。プレショーと重複するので、時間がなければこちらだけ見ればよいでしょう。
最後にぜひアルジェリアを訪れてくださいなどと言っていますが、2025年現在でもビザ発給の問題があるので、楽したい方は日本の旅行会社が出しているツアーで行きましょう。
ムービーの後は細くて暗い通路を歩きながらムービーの内容のパネルを見て終了です。
通路には衝撃の文言が・・・。



バルト館(ラトビア・リトアニア)

バルト3国というとエストニア・ラトビア・リトアニアですが、今回エストニアは万博不参加のため、残り2ヶ国の共同パビリオンとなっています。
【入場方法】予約不要
【入場】列に並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】4分(7月下旬 10:26列→10:30入館)
【実際の所要時間】10分
パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!
バルト館といえばなんといってもミャクミャクぬいぐるみの盗難!女2人組が盗んだ映像はあるようですが結局戻ってきていないようで、その後たくさんの人がミャクミャクぬいぐるみを奉納したことでも話題になりました。
しばらくして奉納謝絶となり、訪問時はミャクミャクとポルチーニ茸の「バラビちゃん」がお出迎え。


入ると通路にたくさんの植物がおしゃれに展示されています。現地の300種類に及ぶ植物のコレクション。反対側の壁にはモニターで各国の映像とともに日本と共通する考え方などを紹介していました。

どんづまりでは「KIZUNAの壁」と題して、水滴の付いた緑の壁にメッセージを指で書くと徐々に消えていくので、その様子をみて人々とのつながりに思いを馳せるという新感覚のコーナーがありました。


出口に向かう通路沿いの小部屋は「バラビちゃんが大好きなもの」。かわいいアートで各国の文化や取組みを紹介しています。

出口に向かう通路では、タッチパネルが並んでいます。願いを書くと世界へ届けられるというものもありました。


EU(欧州連合)

【入場方法】予約不要
【入場】列に並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】10分(7月下旬 10:06列→10:16入館)
【実際の所要時間】8分
パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!
小さな展示室の中をさらに細かく区切って、小さめの展示がいくつも並んでいる形式でした。
入ってすぐのところにあるブースでは、葉っぱを触るとモニターでEUの共通農業政策や水産養殖キャンペーンなどの内容が展開される仕組み。おしゃれですが、多数の人が触って葉っぱは大丈夫なのか??と余計な心配。


その奥には生分解性素材をアピールするコルクの椅子があり、少し休憩もできます。
その隣にはデンマークの会社の技術を使った枯山水の庭を手入れするロボットがありました。


タッチパネルでEUの取組を見ながら折り紙を折って、折り鶴をデジタル上で飛ばすコーナーもありました。


ベルギー

【入場方法】予約不要
【入場】列に並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】22分(7月下旬 9:34に並び9:56入場)
【実際の所要時間】26分(屋上テラス込み)
パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!
入館時にベルギーのビスケットBiscoff(日本語版)をいただきました。
入館してスクリーンのあるエントランスを左に曲がるとSNSでよく見た水柱のコーナーがありました。



水と緑に癒された後は、暗く広い室内とスクリーンが続きます。
1本目の映像は破傷風、百日咳、新型コロナウイルスなど数々の感染症に対応するワクチンを製造しているという内容です。
2本目はベルギーがワクチンの世界的リーダーになったのは「適切なエコシステムを構築した」ためであり、ヴァクシノポリスヨーロッパ最大の臨床試験施設とか、日本はEU外で3番目に大きい市場、といった内容。
3本目は研究者が多くいること、そして今後はワクチンの形が変わったり、もっと多くの病気に対するワクチンを開発できるだろうという内容です。



暗い廊下を歩いて次の部屋へ。壁にはマスコット「ベルベル」が、何世代にもわたって子供がクレープ紙で花を作る伝統があるとか、天井にある花はベルギーの子供が作ったものだとか説明しています。そのまま進むと確かに天井に花が飾ってありました。
通路の先の小部屋にスタンプがあり、さらに奥へと続きます。


こちらでもスクリーンに投影される映像をみていくスタイルです。
ベルギーに関する簡単な紹介があり、次のスクリーンでは四季の映像とともに春は子宮、夏は消化器・顔・心臓、秋は脳、冬は筋肉に関する記述が登場します。


次は個人情報と医療データを取り込んだデジタルツインにより健康維持の手助けをし、他の人のデータと融合しながらヘルスケアの未来を創造するといった内容でした。
このあと、水柱のコーナーを2階から見ながら最後の部屋に向かいます。



プロテーゼ(人工軟骨)と義足のセクションでは、恐らくそれでできたものと想像されるロボットがしなやかに踊る映像が流れました。


屋上テラスにでると、レストランエリアの隣から「大地の広場」が見渡せました。


イタリア・バチカン
開催当初、独自アプリから予約ができました。結構細かいタイムスロットで枠はいっぱいあったのですが、予約する時点で8月以降でないと空いていませんでした。

バチカン館は準備が出遅れたためイタリア館の中にあります。
展示内容は、バチカンの秘宝とされる、バチカン博物館唯一のカラヴァッジョの絵画「キリストの埋葬」。
地面の石を指し復活を示唆する死せるキリストを描いたもので、フレンシスコ教皇(当時)の強い希望で展示されることになりました。
シンガポール

【入場方法】予約不要
【入場】列に並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】なし(7月下旬 9:33)
【実際の所要時間】20分
※Ascott会員は1日先着50名(7月時点)
シンガポールは小さくて地図ではピン(赤い点)で表示されることが多いことからこの外観になったそうです。リサイクルのアルミ素材を使っているとのことですが、よくみるとウロコのようになっています。
パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!
最初の部屋では、シンガポール原産の木などをイメージしたオブジェが立ち並んでいます。シンガポールは緑豊かなことを思い出します。




Dream Repositoryと題した次の部屋では、手元の機械に各自の夢を書いて、中央に向かって飛ばすと電球が光る仕掛け。




螺旋のスロープを上がると、Dream Repositoryの上に最後の部屋があります。ドームの天井のプロジェクションマッピングでは、下で書いたみんなの「夢」が表示されます。

最後は売店。植物の中にアートがちりばめられ、数あるパビリオンの中でもおしゃれな空間になっています。
タイガービール\1,300などアルコール、ノンアルコールやおつまみを売っていました。


ブルガリア

【入場方法】予約不要
【入場】列に並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】66分(7月下旬 12:22列→13:28入館)
【実際の所要時間】17分


75分待ちと言われて66分も待ちましたが、一体どんなパビリオンなのでしょうか。炎天下ではなく大屋根リングの下に並べたのはよかったです。
パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!
入るとすぐに乳酸菌をイメージした「ラクトちゃん」がお出迎え!


こちらで壁に埋め込まれた小さなモニターに映像が流れます。恐らく大きなモニターがあり、その前に丸窓を付けた壁を置いたのではないかと思います。
ムービーでは「数十億年の昔にいたシアノバクテリアが酸素を生んで多様な生命が生まれ、やがて人類が生まれた。地球には10の30乗ものバクテリアがいて、人間の体内にも39兆個以上いて、バクテリアは危険を乗り越えるために団結しているが、人間も同様で、世界最古の国の一つであるブルガリアはキリル文字の発祥の地なのだがそのキリル文字も同様である。人間の健康と幸福には無数のバクテリアが必要で、消化を助けて免疫系をサポートし代謝を調整し精神的な健康に影響を及ぼすので、ブルガリアヨーグルトを食べることは大事である。
伝統的ヨーグルトが日本で紹介されたのは1970年大阪万博ブルガリア館が初であり、昭和天皇・皇后が初めて乳酸菌食品を食べ、気に入ったので3年後ブルガリアの菌によるヨーグルトが登場、今でもブルガリアの名前がついていて両国間の永遠の尊敬とパートナーシップを象徴している。
ラクトちゃんはスーパーヒーローのように協力し合うバクテリアの社会そのものだ。
ブルガリアは最初のデジタルコンピュータを発明したようにヨーロッパ有数のITハブであり、最速のインターネット接続があり、独自AIモデルを母国語で開発している数少ない国の一つであり、世界初の認可貨物ドローン会社があり、自動運転や電気自動車向けソフト開発、欧州最大の電動自転車生産国の一つであり、EU最大のハーブ・スパイス生産国でもあり、特にローズオイルは有名である。
また、深い文明のルーツと伝統を持つ訪れる価値のある自然と文化の宝庫でもある。信仰と寛容の地であり、四季があり山々や黒海、ラベンダー畑、バラ渓谷、天然鉱泉がある。優れた才能は言うまでもない。
化学汚染浄化するバクテリア、がん細胞の位置を特定するビフィズス菌などいるが、周囲とのバランスを保ちながら生きるのが特質。」といったことがひたすら早口で流れます。
「持続可能な未来へ行く準備はいい?ほら、もうすぐそこです。すぐにまた会いましょう。あ、でもその前に、ブルガリアの革新的技術と輝く世界をこの過去と現在が交わる空間で体験してみてください」ということで次の部屋へ。

今度は壁一面に投影がなされます。
「明るい未来への鍵とは何でしょうか。科学の進歩?他の惑星のテラフォーミング?それとも深宇宙の探査?テクノロジーと一体化すること?それとも原点に戻り伝統を受け入れ真の価値を再発見すること?あるいは自然と調和し自然と共に進化することなのでしょうか?恐らくこれら全部とさらにいくつかの行動が私たちの未来を形作る。
しかしもう一つの重要なのは選択である。世界を変える力と責任を与えながら私たちの選択は永遠に繰り返される。」といった話。
ラクトちゃん「だからこそバランスの取れた社会のために私の選択は共感、協力、そして環境の積極的な変革に基づいて行われるのです。そして私たちの決断を導くのは多くの本質的な価値観なのです。さあQRコードをスキャンしましょう!」
ということで突然QRコードをスキャンするよう促されます。これによりインスパイアされたアート作品が次のグループに表示される、現在見ているものは前のグループの価値観に囲まれているとのこと。




万博期間中に集められたメッセージがつまった作品を制作しているとのこと。
意外としっかりした言葉遣いのラクトちゃんでした。

オランダ

【入場方法】9:00~11:00自由入場、それ以外は事前予約・当日登録
【入場】自由入場の時間だったので列に並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】3分(5月下旬 9:26に並び9:29入場)
【実際の所要時間】20分
パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!
列に並ぶ空間にすでにミッフィーちゃんがいました。
入場時にボールをもらいます。チャージすると光ります。


壁面の文章を読みながら先に進みます。チャージスポットに当てるといろんな色に光ります。
オランダはほぼ海面下の低地ということで、風車を使って水を操り国土を守ってきました。
展示には書かれていませんが、その風車は世界遺産になっています。
異常気象が多いですが、そうしたオランダの経験が活かせるという内容が書かれています。






最後は天井のドームにパネルと同じ内容の動画が流れます。映像はとてもきれいです。
解決策は再利用、コモングランドで想像しよう、共に未来を、ということで結構硬い内容です。
最後の部屋には「集まろう、ここ、コモングランドに」。ここに巨大スタンプが待っています。





そんなに大きくないパビリオンですが、ムービーがあるので並ぶと思われ、10時前に出た時にはすでに行列になっていました。
オマーン

【入場方法】予約不要
【入場】列に並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】3分(7月下旬 14:23に並び14:42入場)
【実際の所要時間】11分
パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!
水の回廊を少しだけ歩きます。これは灌漑システム「アル・ファラジ」(アフラージ)にインスパイアされたもの。アル・ファラジとは生活用水やナツメヤシなどの農業用水のための水路で、世界遺産に登録されています。
回廊の右の部屋にまず通されました。


まずは約2分間のプレショー。「1滴の雫がオマーンの大地と出会い、自然が築かれていく軌跡をお楽しみください」とのこと。
アラビックな音楽とともに、水をイメージしたライトショーから始まり、やがて正面に光の絵画が展開されます。


隣の部屋に移り約5分のメインショー。「オマーンの水と大地、そして人々が繋がり、文明を築く物語を少女ルアとともにお楽しみください」とのこと。こちらはアラビア語音声で、日本語英語字幕。
少女ルアは残念ながらあまり出番がありません。






ショーが終わると再び水の回廊を歩いて入口の反対側に通されます。
壁にはメインショーにもあったコーランの一節のほか、日本語のことわざも書かれていました。写真の他にも、「情けは人のためならず」「雨垂れ石を穿つ」「誠心誠意」などとも書かれていました。
ここを出ると予約不要エリアになります。


予約不要エリアには「オマーン:ひろがる絆」というコーナーがあり、観光や投資などについてタッチパネルで知ることができます。
小さい子が来て「これはどうやって遊ぶの?」と聞かれてしまいましたが、残念ながらおもしろいおもちゃではないですね。。


またカフェもあり、ホット・カフワ(コーヒー)\750のほか、なんとあのハルワがハルワ餅になってしまった!!えー!!ということでお買い上げ。
前回のドバイ万博ではさすがに通常のハルワで、しかも量が多くAED 30でしたが、今回はふた口サイズで\650。中身はちゃんとモタっとしたハルワでした。ただ日本人向けに甘さもスパイスも本場よりは少な目でしょうか。
ハルワを大福で包んじゃおうというとにかく素晴らしい発想でとても感動しました。また買いたいです。
ちなみにアイス・カフワ\800は、あのアラビックコーヒーのアイス版!まさに冷たくしたらこうなるだろうという味でした。




ハンガリー

綜企画設計によると、外観はカルパチア盆地の神秘的な森を散策しているようなランドスケープとのこと。
ピラピラしているものはテント生地のラメラで、公式SNSによると見た目だけでなく建物の自然な冷却と日よけの役割もしているとか。
生歌があるため人気もあり、15分入替制のため回転も悪く非常に並びます。
【入場方法】予約不要 ※9月より整理券制
【入場】列に並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】54分(7月下旬 16:44に並び17:38入場)
【実際の所要時間】19分
パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!
入館を待っている間、モニターにクリス・ペプラー氏、村治佳織氏、能楽師大倉正之助氏による日本とハンガリーのつながりのコメント動画が流れていました。Family nameを先にいう点では日本と同じく家系を重視しているのでは、あとは温泉・・・とか言っていました。私もブダペストでセーチェニ温泉入りましたが、同じような観光をした方も多いと思います。
この段階で冊子が配られたという話もありましたが、このときは配られませんでした。


館内はエントランスこそ明るかったですが廊下に入ると一転真っ暗に。
黒の世界に白くガラスアートが浮かび上がる様子はとてもきれいでした。ライティングによってアニメーション仕立てになっているものもありました。
よく見ると、この後の生歌で披露されるハンガリー民謡「Tavaszi Szél Vizet Áraszt(春の風が水を呼び覚ます)」の歌詞がハンガリー語(マジャル語)、英語、中国語、日本語などでアートの中に書きこまれていました。




廊下を抜けた先はハンガリー民謡のシアターの入口。開場まで数分待ちます。
待っている間アテンダントによるセッションと注意事項があり、今回の民謡は愛を探す歌とか、ここのランプはすずらんをイメージしたものとかといった話を聞きました。

奥にあるイマーシブドームに入り、いよいよメインのハンガリー民謡の生歌パフォーマンス。
暗い部屋の中で重低音が響きだし、歌が始まります。曲はおそらく二部構成で、前半は不明(オリジナル曲?)、途中からテンポアップし、後半は「Tavaszi Szél Vizet Áraszt」です。日本の民謡のようなメロディーで初めて聞いても親しみがあると思います。
最後はみんなで一緒に後半の曲のフレーズを歌っておしまい。初めてのメロディであまり周りは歌っていないような気がしました。
6ヶ月間にわたり、15分おきに21人の女性ボーカルが交互に演奏するため、約8,000回も上演されるというのは単純にすごいです。


Youtubeに読売テレビによるパフォーマンス全編がありましたので興味のある方はぜひ。
シアターを出ると通路にディスプレイがありましたがあまりゆっくり見る時間はありません。
そのまま出口へ。
ちなみにマスコットのミシュカは、ハンガリー人にとって絆を象徴する「ミシュカ水差し」のインスパイアだそうです。


コモンズ-E館
他のコモンズと同じように複数の国のブースが出展する予定だったようですが、不参加の国が多く、他のところに集約されてしまい、最終的に空きスペースとなったようです。
コモンズFと同様3ヶ国ほどが入れるスペースしかなく、「コモンズFの3つをEに持ってきてコモンズFを廃止」としなかった理由は不明です。

館内に入ると唐突に中津城(大分)が登場。
漫画展「侍の武士達」と「姫の優雅さと勇気」にあわせ、かぶとや中津祇園の山車のミニチュアなどを展示していました。
キティちゃんのアート作品もそれに並んで設置してあり、なんだかカオス。




最初の部屋が漫画展。
高河ゆん氏、うえやまとち氏、赤塚不二夫氏など日本の漫画家によるイラストが飾ってありました。
パネルは日本語で名前とタイトルがあるのみで、はなから外国人は相手にしていない印象です。

8/24~10/4のうち18日間「バーチャル万博まるわかり展~ワクワク発見!新しい万博のとびらを開こう!~」が開かれていました。
SNSでバーチャル万博の画面をハッシュタグと共に投稿するとバッジがもらえます。
バーチャル万博をインストールして会員登録して操作性の悪い画面で少しプレイしてスクショしてSNSで投稿する・・・という面倒な作業をこの場でされている方が何人もいてびっくりしました。
バーチャル万博では来場者2025万人達成記念スタンプが入手できました。よほどバーチャル万博アプリが認知されていなかったのでしょうか。


8/22~10/13まで、横浜花博 GREEN×EXPO 2027スタンプが設置されていました。
専用台紙があり、こことギャラリーEASTのスタンプを集めるようになっていました。
横浜花博でも200個以上のスタンプが用意されているようで、コンプリート目指す方は大変そうです。。


ポーランド
【入場方法】事前予約・当日登録・自由入場
【入場】自由入場だったので列に並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】3分(5月下旬 9:52に並び9:55入場)
【実際の所要時間】10分

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!
ポーランドというとウクライナ以上に悲惨な歴史が思い起こされますが、真逆の癒し系パビリオンです。建物も美しい!
入場すると、まず機械で5つのカードから好きなのを選ぶ作業を4回やって「心象の緑」を作ります。なんとなくドバイ万博の日本館に似ています。作ったものはQRコードを通じて記念にスマホに保存できます。
アート作品の空間を抜け、奥にある小さめの部屋で木と塩水の香りでリラックス。係員によると、現地では塩水濃縮施設があり吸入療法などを行っているとか。パビリオンで飾ってあるのは四国などから運んだクロモジの木ですが、現地は別の木を使っているとのこと。
次の部屋はほうきのような木が大量に壁にあり、カサカサと自動で動きます。草木の音で癒されます。






次の部屋はバイオマスを使った製品などが展示されています。
最後にピアノが置いてありました。ショパンコンサートはここでやるのかな。
ドバイ万博でもショパンコンサートがありなんとか予約して行きましたが、今回は省略します。



英国(イギリス)

【入場方法】予約不要
【入場】列に並んで入場(QRコード不要)※開催当初のみ当日登録制でした
【実際の待ち時間】55分(19:09に並び20:04入場)
【実際の所要時間】10分
パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!
イギリス館のマスコット「PIX」が入口にいました。
内部は一定の人数でツアー形式で周ります。だから長時間の行列になるんですね・・・。
約2分のプレムービーではイギリス出張の「パパ」(ケンジというらしい)が本土4地域(イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランド)をまわっているという話で、各地の美しい風景とともに、これから始まるパビリオンのテーマ「アイディア」に関する気付きが流れます。


細いスロープを歩いていくと、スロープの一番上に差し掛かった時に左側にスクリーンがあり、約5分のムービーが流れます。
「パパ」がお土産でくれた積み木を娘メイがいじっているとPIXになり、小さなひらめきが集まって大きなアイディアになるという話をします。蒸気機関車、海を挟んで電話ができるようになったこと、インターネットなど、イギリスの発明を紹介。

続いて日本とイギリスはお茶をたくさん飲むとか、「天空の城ラピュタ」はウェールズの炭鉱からヒントを得たとか壁に書いてある細い通路を通っていくと、立方体の四面モニターを取り囲みます。
ここではPIXがイギリスの色々な場所を巡りながら6つのアイディアに変身するので、それに合わせてボタンを押すと国旗の積み木が増えて、最終的にイギリス国旗になるというゲームをみんなでします。


次の部屋ではまたムービー。今度は2050年の医療とエンターテインメントの面でのイギリス生活を紹介。エンタメは漠然とした話でよくわからず。4分程度でおしまいです。

これでパビリオンはおしまい。バーとお土産屋さんがありました。



アンゴラ

【入場方法】予約不要
【入場】列に並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】46分(17:11に並び17:57入場)
【実際の所要時間】20分
午後になると大行列なのですが、これは15分おきに60人ずつ入れているため。ムービー鑑賞型なので対流が発生しやすいパビリオンです。
技術的調整を理由に6/26正式オープンとなりました。スタンプは巨大(押すと普通)でした。
パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!
壁にはアンゴラの紹介パネルがありました。かつてはビザが必要(本人が大使館に出向いて指紋をとるもの)でしたが、2023年より日本人はビザなしで短期観光可能になりました。感染症対策とか治安とかお金とか依然壁はありますが・・・。
入館するとまず大統領のお写真とともに「心ゆくまでアンゴラ館をお楽しみください」とのお言葉がありました。


最初の部屋は「チッソラの夢」。約12分、円形の180度シアターでの鑑賞です。
最初はアンゴラの映像が流れます。ミラドゥーロ・ダ・ルーア(2019年訪問時の旅行記)、カランドゥーラの滝などが映っていました。
次は大統領からのメッセージ。サブテーマは「いのちを救う」であり、国連のSDGsに関連してよりよい社会を築こうとしているといった内容でした。


続いて本編が始まります。実話に基づくというストーリーは、「チッソラという田舎に住む少女が蚊に刺されて高熱が出たので、家族が薬草を与えたり、村の治療師に相談して邪悪な霊によるものではないことを確かめ、社会福祉サービスに連絡し医療センターへ送ったところマラリアであると確認され、さらに首都の病院に送られ回復したが合併症があったので注意が必要だった。熱にうなされたながら医者になる夢を見ていたが、本当に医者になり、村に週一で戻ることでコミュニティとつながっている。今のアンゴラは以前と違い伝統医療と化学医療の融合をしており、未来はもっと明るくなるでしょう」といった内容です。


2番目の部屋は「インタラクティブ エピローグ」。
タッチパネルが並んでおり、例えば「○○に効く薬草はどれ?」などのクイズがあったり、蚊に関する内容がありましたが、肝心のタッチパネルの反応がいまひとつで途中で止まってしまうものも多かったです。


部屋を出るとレストランがあり、バカリャウやナタなどの宗主国のポルトガル料理に加え、現地クレオール料理などがありました。


サテライトスタジオ西

佐藤研吾建築設計事務所によるもの。福島県の木材を使っており、万博会期後には福島県に移築して地域の拠点施設となる予定とのこと。



