大阪・関西万博 海外パビリオン エンパワーリングゾーン

旅行記
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旅行日:2025/4~2025/10

海外パビリオンは3つのゾーンに分かれています。
エンパワーリングゾーン(緑)にある海外パビリオンのレビューです。

アイルランド

【入場方法】日によって変わりますが概ね以下の通りのようです。
・9:00~10:00自由入場(演奏なし)
・10時以降演奏付ガイドツアー(8/26までは整理券制、8/27以降当日登録)
・夜演奏なし展示(8/27以降当日登録)
【入場】自由入場の時間だったので列に並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】なし(7月下旬 9:01入場)
【実際の所要時間】30分

概ねプログラムでは自由入場・当日登録(従来は整理券)・先着順がありましたが、訪問の7/25は整理券配布自体ありませんでした。。今入れるというので入ってみました。

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!

建物に入ってすぐの部屋では、アイルランドの鳥の鳴き声の中、アイルランドの湿地帯などをイメージした植物の展示があります。アイルランドの調香師によるミズゴケやシダなどの香りが陶器に入っています。

次の空間ではアイルランドと日本のつながりを感じられる品々が並んでいました。クララ・クマガイの本は、アイルランド系の小泉八雲の作品にインスパイアされて書かれたもので、小泉八雲同様文学を通じてアイルランドと日本のつながりを示しています。
訪問時はアイリッシュ・ハープの実演がありました。朝イチ入場で早速くたびれているところに、非常に癒される音色でした。

最後の部屋ではアイルランドのイメージ映像。解説がないとやや理解が難しいですが、アイルランドの楽器を使った音楽と美しい映像を見ているだけでアイルランドの雰囲気が感じられます。
動画の最後に登場するトーテムポールみたいのはバウンダリーマーカーで、私有地の境に置かれているもの。係員によると、動画においては、自然に対する人間の行動を見張るという意味で登場させているとのことでした。

マレーシア

【入場方法】予約不要
【入場】列に並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】23分(7月下旬16:30列→16:53入場)
【実際の所要時間】20分

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!

最初の部屋はマレーシアの概略紹介でした。中央には代表的な風景のミニチュア、周囲にはマレーシア各地を代表する料理が並んでいます。

階段で1フロア下に行きます。ここは吹き抜けになっていて「調和の木」なるオブジェがあるのですが、後で掲載します。
このフロアはマレーシアの未来のビジョンを示す展示でした。持続可能性などの硬めムービーのほか、子供でも遊べる簡易ゲームのパネルなどもありました。
隣の部屋では2040年までにスマート国家を目指すとして、ジオラマと共にその内容(目標?)が示されました。
スマート国家には各フェーズがあるようで、細かい内容はパネルに書かれていました。

「調和の木」の吹き抜け階段を下って、さらに1フロア下がります。葉の部分は先住民族の手織りで、マレーシアのテーマ「調和の未来を織りなす」を表す重要なオブジェです。
下のフロアでは映像によるショーでした。未開発時代から先進的な2050年の景色までの移り変わりを描いたものです。自由観覧なので、素通りも可能です。
出口ではフードコートになっていました。どうりでずっと唐揚げみたいなにおいがしていたわけです。座席数が絶望的に少なくて行列していましたが、近くに大屋根リングがあるのでベンチで座って食べました。結構本格的な味でおいしかったです。
お土産店ではマレーシア風バウムクーヘンKek Lapisが売っていました。冷えているもので、炎天下持ち歩くのがいいのかは不明です。

写真はミーゴレン(1,728円)。ほんのりピリ辛。甘辛くて食べやすいです。
飲み物はアイステータレ(800円)。激甘でいかにもマレーシア風。万博会場で飲むと過度の疲れが癒されます。

コモンズ-A館

イエメン

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!

アラビア半島の南西端にあるイエメン。
首都はサナアですが、2025年現在は政府実効支配外となっています。
古くはシバ王国などの交易国家が栄え、近代になると北イエメンはオスマン帝国崩壊後は王政を経て共和制へ、南イエメンはイギリス植民地の後アラブ世界で唯一のマルクス・レーニン主義国家になります。
1990年に南北イエメンが統一されます。現在のイエメン政府の政治的ルーツは北イエメンの共和制にあります。

2015年以降内戦が本格化します。
現在のイエメンは、長期化する内戦によって国家としての統治機能がほぼ崩壊している状態にあります。
人道危機も甚だしく、経済面も深刻な被害があり、一般市民の生活は極度に不安定となっています。

展示室は、アラビア語とともに写真パネルやオブジェなどが展示されていました。
アラビア語はそれぞれ、アル・ショルファ(高貴)、アル・ダラフ(品格・礼節)、アル・ザウフ(空間)、アル・ヌーラ(光)、アル・メドマーク(層)、アル・トナブ(柱)、アル・シャークス(隙間)といったような意味と思われますが、建築などを通じてイエメンの文化を表現したものと思われます。

アイランドエリアのショップでは、古代アラビア語の名入れをするサービスがあるとかでしたが、2回のぞいて2回とも担当者不在、しかもいつ来るのか不明(もう来ないのか?)とかで諦めました。
ドバイ万博のときも名入れサービスがありました。
次回のリヤド万博は名入れサービスどころか、そもそも参加してくるか不透明です・・・。

ウガンダ

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東アフリカの内陸国ウガンダ。
ブガンダ王国などの王国がありましたが、イギリスの保護領となり、その後独立しました。
観光ではブウィンディ原生林国立公園のマウンテンゴリラが有名で、ルワンダとセットで日本からのツアーも出ています。

インフラ整備やコメなどの生産、女性開発プロジェクトでJICAが関連しているようです。
Omwesoというバガンダ族に伝わる伝統的なマンカラゲームの展示もありました。

エスワティニ

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アフリカ南部のエスワティニ。
それまでは「スワジランド」という国名でしたが、これは英語表記で植民地時代の名残でした。
自国の言語で名称にしたいとのことで、国王により2018年に変更しました。
2025年現在、中華人民共和国(中国本土)ではなく中華民国(台湾)と国交を結んでいるアフリカでは唯一の国(但しソマリランドも該当する)の一つですが、貿易相手国2位が中華人民共和国であり、今後の動向に注目です。

アフリカでは恐らく唯一の絶対君主制国家で、現在の国王はムスワティ3世。
紙幣にも描かれているので、見覚えがある方もいらっしゃるはず。
パネルもほとんど英語で潔いです。

展示室内部へ。
壁はやや殺風景ですが、足元に国内の写真パネルが貼られています。

展示室の一番奥はシベベロックの撮影スポット。
なんと後ろ側が階段になっていて、シベベロックに上ったような感じで撮影できます。
隠れたところに工夫があったとは!

テーブルの上にはパンフレットが置いてありました。
エスワティニの人々は「エマスワティ」とよぶとは初めて知りました。

ガーナ

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西アフリカのガーナ。
アシャンティ王国などの強力な王国が栄え、15世紀以降ヨーロッパ諸国が進出し、金や奴隷貿易の拠点として栄えます。「ゴールド・コースト」とも呼ばれました。
サハラ以南アフリカで最初に独立した国で、アフリカ全体の独立運動に大きな影響を与えました。

ドラムはジェンベ(Djembe)と思われます。
世界第2位のカカオ生産国ということで、カカオの木の模型もありました。

展示室はテーマごとにモニターがあり、ガーナでの取り組みを流すものでした。
ガーナ製品のコーナーもあり、明元品やピーナッツバターや石鹸などもありました。

アイランドエリアにはガーナの軍用機の模型がありました。

北マケドニア

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ヨーロッパのバルカン半島にある北マケドニア共和国。
歴史は古代のマケドニア王国にさかのぼり、その後ビザンツ、ブルガリア、オスマンの支配を経て、ユーゴスラビアの一部になります。
1991年にユーゴスラビアから独立。ギリシャとの国名問題解決のため、2019年に国名を「北マケドニア共和国」に変更しました。


ユーゴスラビア時代にスコピエで大地震が発生し、市街地の約8割が破壊されました。
スコピエ再建のマスタープランを担当したのが丹下健三氏です。
スコピエの学生が制作したという丹下の計画を再現した木製のミニチュアの展示もありました。

未来都市をイメージしたものでしたが、完全な形では残っていません。
都市構造の骨格、「シティ・ウォール(都市の壁)」と呼ばれる集合住宅群、ブルータリズム建築群は今でも確認できます。

マザー・テレサはスコピエ生まれということで展示がありました。
観光に関する映像なども流れていました。

ギニアビサウ

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西アフリカの国ギニアビサウ。
隣にギニアという国もあるし、赤道ギニア、パプアニューギニア、南米にはガイアナやギアナ高地もあります。
ギニアビサウはポルトガルから独立しているのが特徴。カーボベルデと統一国家建設を目指していたものの、結局は別個に独立。
現在ではCPLP(ポルトガル語圏諸国共同体)で協調しており、感情的な対立はほぼないようです。ロイヤル・エア・モロッコがカーボベルデとギニアビサウの三角運航を行うなど往来もそれなりにありそうです。

展示室はすっきりさっぱり。ディスプレイとパネルが壁にあるというシンプル仕様でした。
中央にあるのは、カバロの仮面、トウモロコシのカゴを持つ女性、ブンブルム奏者の男性、ビンデパン(土器)、パネラ(鍋)などがありました。

ディスプレイではギニアビサウの町や日常風景が流れていました。

パネルは写真のみで解説はなし。すっきりさっぱりあっさりギニアビサウでした。

キルギス

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中央アジアの山岳国家キルギス。ソビエト連邦崩壊に伴い独立しました。
かつてのシルクロードの交易路の一つがここを通過していますが、現代の「一帯一路」のルートにも乗っています。

展示室の一番奥ではキルギスの動画が流れていました。椅子もありましたが、靴を脱いで絨毯に座る人もいました。
ユルタ(伝統的移動式テント)や乗馬、美しい草原の風景、鷹狩り、イシククル湖、民族舞踊、遺跡などといった内容。
動画はなんと10分!長すぎます。

アイランドエリアではちょうどキルギスのはちみつの試食会が開かれていました。

グレナダ

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カリブ海にあるグレナダ。
イギリスから独立した国で、首都はセント・ジョージズ。
「スパイス・アイランド」とも言われ、ナツメグの世界有数の生産国で、シナモン、クローブ、カカオも有名です。

展示室では、モニターによる動画展示や、特産品の展示がありました。
パビリオンは「健康と繁栄の調和」がテーマで、公式サイトによれば「持続可能な気候変動対策、責任ある消費と生産、質の高い教育の密接なつながりを示し、それが国家全体の健康と幸福にどのようにつながるかを示してい」るとのこと。

ケニア

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東アフリカのケニア。

入口で目立つのはこのファッション。
マサイ族の伝統的な布を使って、ケニア人デザイナーが仕立てたものだとか!

テーブルの上にあるオブジェは、モニターと連動してビートが鳴るようになっていました。
スワヒリ語のパネルもありました。ジャンボ!(Hi!)は使えるフレーズですね。

展示室の奥のモニターではケニアらしい動画が流れていました。
サファリの映像はわかるのですが、陸上の映像も流れていました。
確かに箱根駅伝をはじめとしてケニア人留学生の陸上のイメージがあります。

日本の環境省によるケニアのアクセサリーや、コーヒーや紅茶の展示もありました。

コソボ

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ヨーロッパのバルカン半島にあるコソボ。
もともとはセルビアの一部でしたが、民族対立などを背景に、2008年に独立を宣言しました。
日本やアメリカ、多くのヨーロッパの国はコソボを独立国として承認していますが、セルビアは今もコソボを自国の一部だと考えています。ロシアも独立国として承認していません。
人口の約9割はアルバニア系(主にイスラム教徒)ですが、セルビア系住民(主にキリスト教)も暮らしています。
国連にはロシアと中国の反対により未加盟となっています。セルビアへの配慮と、自国の事情(ロシアはチェチェン・北カフカス・タタールスタンなど、中国は台湾・チベット・新疆ウイグルなど)が理由と言われています。

開放的な展示室では、町の風景の写真パネルなどがありました。
宇宙人のようなものは「玉座の女神」というプリシュティナ付近で発見された新石器時代の土偶で、椅子(玉座)のようなものに座っており、共同体を守る存在・信仰の対象だった可能性が高いと考えられています。

民俗展示もありました。オカリナは新石器時代からあるものでアルバニア音楽史では重要なものだそうです。ただし同じ時期にイタリア、メキシコ、中国などでも似た土笛が見つかっているためコソボ発祥とまではまだ断定できないとか。

現代デザインの白い服と、ユネスコ無形文化遺産ジュブレタという伝統的なウールのスカートの展示がありました。
見比べてみるのも面白いです。

コモロ

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インド洋に浮かぶコモロ連合。アフリカ大陸とマダガスカルの間にあります。
このあたりの島々はフランス植民地でしたが、マヨット島はフランス残留となり、残りが独立しました。
グランドコモロ島、アンジュアン島、モヘリ島のそれぞれが強い自治権と独自の政府・大統領を持っており、島々の連合体=コモロ「連合」 という名称になっています。国全体の大統領職は対立を防ぐため島ごとに持ち回りとなっています。

スキンケア製品の展示がありました。

イメージ動画のモニターでは「コモロは生きて共有すべき物語」というテロップ。
民族衣装や楽器などの展示がありました。
ムラハ(M’raha)という伝統的なゲームの展示には「タネをまき続ける快感が、もうたいへん~」という説明パネルがありました。

サモア

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太平洋の島国サモア。近隣には米領サモアもあります。
文化は共通しているそうですが、東部(トゥトゥイラ島など) はアメリカ、西部(ウポル島・サバイイ島など) はドイツが統治していた関係で、ドイツ側は独立し、アメリカ側はアメリカの未編入領土(住民は「アメリカ国民」ではなく「アメリカ国民資格保持者」)と分かれたままになっています。
間に日付変更線が通っているため、時差は24時間(サモア独立国がサマータイムの時は25時間)です。

展示室の通路側にサモアの地図がありました。

民芸品の展示が中心でした。
タノアボウルは、儀礼用飲料カヴァを作ったり回したりするための容器です。
カヴァは太平洋諸国で飲まれていますが、ショウガのような独特のフレーバーがなんともいえません・・・。

フタイウィスクは、もともとは実用的なハエ除けだったようですが、儀式で高位の人が持つようになったとか。
タラバルは伝統的な武具です。

缶詰の部屋には素敵ながらのネクタイがありました。
戻る側も工芸品が並んでおり、ミニチュアの伝統住居ファレはとても素敵でした。

スリナム

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南米のスリナム。
ヨーロッパ諸国が進出し、最終的にオランダ領になります。砂糖やコーヒーのプランテーションで、多くのアフリカ人奴隷が連れてこられました。インド系・ジャワ系労働者も住むようになります。
オランダから独立し、現在は先住民・マルーン・アフリカ系・インド系・ジャワ系・中国系などが共存する多民族国家です。
首都パラマリボには、モスクとシナゴーグが横に並ぶ通りもありますが、訪問したとき(2024年)は住民は平和を尊重して過ごしているとのことでした。

展示室はすっきりとしたデザイン。
ボートと家の模型は、熱帯雨林の中のマルーン(逃亡奴隷の子孫)の村をイメージしたもの。道路がなく、外界へは道路の代わりの川を通って行かなければならないそうです。
川が道路代わりというのは、アマゾンやギアナ高地周辺ではよく聞く話です。

スリナム北東部の海岸地帯には先住民族ガリビの人々が住んでいます。
居住地一帯はウミガメの産卵地として世界的に有名で、ガリビの人々が保護活動に関わっています。
マルーンに限らず、スリナムの人々は自然と調和して生活しています。

写真パネルは左から、マルーンとジャワの融合、ヒンドゥスターニーの結婚式、ジャワの結婚式。
モニターはちょうど横に並ぶモスクとシナゴーグが映っています。女性が持っているのはスリナムの国旗です。

この写真パネルは左から、先住民、クレオールの遺産、中国の遺産。
アラコンドレ・クロスィ・ウクは「すべての民族の衣装(文化)を活かしたもの」で、先住民の伝統衣装、インドネシアのバティック布の扇子、ヒンドゥスターニーの伝統衣装を表すチョウなどが組み合わさったものになっています。
みんながスリナムを作っているというコンセプトは、とてもスリナムらしいものと言えるでしょう。

スリランカ

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インドの南東沖、インド洋に浮かぶ島国のスリランカ。
セイロンティーが有名。スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテという長い名前の首都も喜んで覚えた方もいることでしょう。
紀元前からシンハラ王朝が栄えて仏教が深く根付き、北部にはタミル系王国も存在し、文化が混在します。西洋諸国の支配を受け、イギリス植民地時代に紅茶プランテーションが発展。「セイロン」として独立し、その後国名を「スリランカ」に変更。1983年から2009年まで続いた内戦は記憶にある方も多いのでは。
カレーも有名ですが、インドより油・乳製品が少なく、酸味と辛さが強く、「思ったよりサラサラ」「混ぜると急にうまい」という感想をよく聞きます。

展示室の入口にはアヴァローキテーシュヴァラ菩薩像のレプリカがありました。
スリランカ仏教美術の傑作として知られ、現物はコロンボ国立博物館に所蔵されています。

早速セイロンティーのコーナーがありました。
瓶に入っている茶葉の嗅ぎ比べができます。

シンハラ文字の練習帳コーナーや、宝石のコーナーもありました。
宝石は、スリランカに自社鉱山を持つノジリジュエリーという会社のもので、オンラインショップでも買えるようになっていました。

スリランカのお金ルピーの展示では、珍しい10ルピー札やセントのコインもありました。
仏像たちは、左からトリバンガの姿勢をとるシヴァ神像(ポロンナルワ)、スリランカで最も高い自立する古代仏像のマリガヴィラ・ブッダ像(マリガヴィラ)、サマーディ・ブッダ像(ポロンナルワ)です。

カレーの嗅ぎ比べコーナーもありました。紅茶の後でよかったです。
ひとたび匂いを嗅いでしまうとスリランカカレーを食べたくなる!?

セーシェル

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インド洋に浮かぶセーシェル。通常アフリカに分類されます。

この国はわかりやすく、とにかくココ・デ・メール(フタゴヤシ)!
世界遺産ヴァレ・ド・メ自然保護区(プララン島)に自生する世界最大の種子をつけるヤシで、その形が女性の大事な部分のようだとかで物議を醸したこともあった植物。
なんと雄株の花は男性器の形に似ているともいわれ、これまた話題性には欠きません。
訪問時は出入国スタンプもココ・デ・メールの形でした。

奥の部屋は小さな鑑賞スペースで、早い者勝ちでシートにくつろぎながら3分半ぐらいのムービーを鑑賞。
内容はセーシェルのイメージムービーで、主に美しい景色が流れていました。
雄株の花は一瞬でてきましたが、全貌は映されていませんでした。

セントクリストファー・ネイビス

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カリブ海の島国セントクリストファー・ネイビス。
コロンブスにより発見され、その後イギリス領となりサトウキビのプランテーションが発展。
その後イギリスの自治領を経て独立します。
憲法上の正式名称はFederation of Saint Christopher and Nevisですが、Christopherの愛称Kitから、一般にはSt. Kitts and Nevisと呼ばれることの方が多いです。

そんなセントクリストファー・ネイビスの展示室に入ってまず目に入るのが、3Dプリンターで作ったという「ヒューマノイド」。VR体験もあり、世界遺産のブリムストーン・ヒル要塞国立公園、ティモシービーチ、ネイビス島の温泉など国内の観光地を見られます。

カーニバルの衣装の展示もありました。男は牛、女はマスカレードとのこと。
他に、自動でスタンプを押してくれる機械もあったのですが、いつも動いているわけではないようで、このときは手動で押しました・・・。

セントルシア

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カリブ海の島国セントルシア。日本の淡路島とだいたい同じくらいの大きさに18万人前後が住んでいます。
見どころとしては、世界遺産にも指定されているピトン山が有名です。
最初に住んでいたのはアラワク人で、その後カリブ人(カリナゴ)が支配。
フランスとイギリスの支配がころころと変わりますが、最終的にイギリスの植民地となり、奴隷制度の廃止後もプランテーション経済が続きました。

後ろに見える双子の山が国旗にデザインされているピトン山。
右に見えるのは2024年オリンピックで女子100m金メダルを獲得したジュリアン・アルフレッド氏です。

ソロモン

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太平洋の島国ソロモン諸島。
イギリスから独立した後、島の間の格差がありマライタ島からの移住者が増加。土地・雇用・政治的影響力をめぐる不満がつのり、やがて武装勢力が登場して内戦状態になります。
RAMSIによる国際介入により2017年頃までに治安は大きく改善し、2025年の今は行き時といってもいいでしょう。

この国で外せないのは太平洋戦争の転換点といわれるガダルカナル島の戦い。
旧日本軍がつくった飛行場をあっという間にアメリカが奪取し、密林・沼地での過酷な地上戦となります。旧日本軍は補給の失敗などにより餓死や病死が多く、また、熟練兵、艦艇、航空機を大量に失い、戦争指導力の欠如もあり惨敗。太平洋戦争の流れが日本不利に決定的に傾くものとなったとされます。
現在も慰霊や遺骨収集のため訪れる日本人が多いのですが、多くは高齢者で今後の戦跡の管理が懸念されます。

グズグズ(ヌズヌズ)という守護霊や、伝統的な大型戦闘用カヌーのトモコ・ウォ・カヌーの展示がありました。
トモコというのは伝統的な大型カヌーの名称です。トモコそのものに霊力が宿ると言われます。

民芸品などの展示を見つつ、部屋の一番奥は大きなスクリーンで動画を流していました。
ソロモン諸島の風景が中心で、沈没船も写っていました。

青のグラデーションが美しい展示エリアでは、ソロモン諸島の風景のアート作品の展示もありました。
水上集落のミニチュアもありました。ラウ・ラグーンなどでみられる伝統家屋と思われます。

トリニダード・トバゴ

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カリブ海の島国トリニダード・トバゴ。ベネズエラのすぐ北に位置し、主にトリニダード島とトバゴ島からなります。
コロンブスがトリニダード島を「発見」し、スペイン統治を経てイギリス領となり、その後独立しました。

トリニダード・トバゴのカーニバルは、カリブ海最大級、世界最高峰の一つなどとも言われます。
豪華すぎる衣装もですが、カーニバル初日の早朝に行われるジュベ(J’ouvert)は、夜明け前から泥・ペンキ・パウダーまみれで踊ります。パネルにenergyとありますが、本当にその通りです。

名産品などのコーナー。
大きくチョコレートのようなものが映っていますが、トリニタリオ種という高級カカオ豆の名産地としても知られます。

世界で唯一、20世紀に生まれたアコースティック楽器であるスチールパン。
第二次世界大戦中ドラムが禁止されたため、石油ドラム缶から誕生しました。
叩く順番が絶妙で、音階を弾くのも慣れるまでは大変です。

トンガ

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太平洋の島国トンガ。
太平洋で唯一の王国(立憲君主制)で、イギリスから独立する前も王国は維持されていました。
トンガ王室と日本の皇室は友好関係にあり、たびたび相互訪問されています。

展示室ではさまざまなオブジェが並べられておりとても印象的でした。
写真は亀やカヌーのアートです。

こちらの3Dタパアートは、木の樹皮から作られる儀式用の布「タパ」の廃棄品を再利用したアート作品です。

その他、モニターでは教会の様子、ラグビーなどのスポーツ、教育、文化といった内容の動画が流れていました。

バヌアツ

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太平洋の島国バヌアツ。
イギリスとフランスの共同統治から独立し、「バヌア(土地)」と「ツ(立つ)」=「独立した土地」という意味だとか。
火山があり、台風や地震が多いのはなんとなく日本と似ています。

三本立っているのは「タムタム」「スリットゴング」と呼ばれる民族楽器です。
解説がなかったので展示品についてはわかりませんが、現地で聞いたときは、パンノキでできていて、木の棒でドラムのように叩いて遠くの部族に連絡をする手段として使っていたものとか。

民芸品のバスケットや、アエラン・チョコレートなるものも売っていました。
もちろんタンナコーヒーもありました。

写真パネルでは露出高めの人が写っていますが、某ウルルン滞在記でバヌアツといったらその人たちの集落で暮らすことでした。
改めて調べたらタンナ島だったらしく、2024年のバヌアツ訪問時に行けなかったことが悔やまれます。予約しようと思った矢先、国内線の唯一の航空会社が自主清算(経営破綻)したのでした・・・。2025年現在は徐々に再開しているものの、予約システムが機能しないとか、飛ぶかどうか不安定な状態という話です。

パプアニューギニア

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太平洋の島国パプアニューギニア。オーストラリアから独立しました。
主にキリスト教ですが、伝統信仰や先祖崇拝も生活に残っています。
約800もの言語が話されている多言語国家で、世界の総言語の約12%が一国にあるというのはかなり珍しいです。
調べた限りでは言語数世界一で、インドネシアが約700、ナイジェリアが約500、インドが約450、中国が約300でした。

工芸品や名産品のコーナーは品数が充実。
ディスプレイも多く、各地の映像が流れていました。

中央にあるのは没入型ホログラムディスプレイ。伝統衣装に身を包んだ部族の方々が3Dで浮かび上がるというユニークな仕掛けでした。

パラオ

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太平洋の島国パラオ。
位置的にはフィリピンの東、グアムの南西にあります。

東京からは2018年までデルタ航空が直行の定期便を出していましたが、7年の時を経てついにユナイテッド航空が2025年10月から直行便を開設しました。
ただ週2便なので使い勝手があまりよくなく、特に地方空港の方にとっては依然グアムや台北経由が主流と思われます。

展示室に入ると日本統治時代のパラオの地図と、現在の地図が展示されていました。
旧日本作成版は軍事極秘だそうです・・・。

展示はパネルがメインでした。
自然やタロイモについて書かれています。

日本統治時代の絵葉書の展示もありました。これはかなり貴重ではないかと思います。
ストーリーボードは日本人が技術を伝えたもので、現在はお土産品として売られています。

パラオの社会の展示。三角屋根は集会所「バイ」です。
小さなディスプレイの映像は、パラオの美しい景色や文化、ツアーで定番のペリリュー島やロックアイランドのミルキーウェイなどが映されていました。

日本・パラオ友好橋は、空港からコロールの間を移動する際に必ず通ります。
もともとは韓国企業による橋があったのですが突然崩壊したため、日本政府の無償資金協力により2002年に再建されたものです。

スタンプは「バイ」という伝統的な集会所の形をしていました。

バルバドス

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カリブ海のバルバドス。地元では国名を「Bim(ビム)」と呼びます。
イギリス植民地となり、アフリカからの奴隷によるサトウキビ農園が発展。独立後は英連邦の立憲君主制でしたが、共和制に移行しました。
カリブ諸国の中では教育水準が高い、政治・治安が安定といった特徴があります。
世界最古のラム生産地で、Mount Gayは1703年創業です。トビウオが国民食というのも特徴的。
歌手のリアーナの出身国でもあります。

子供が夢中になって遊んでいるのはRace Against The Wavesというゲーム。
波に抗いながら進むレースを通じて、バルバドスの環境・社会問題を感じてもらう体験で、国際金融の仕組みを改革し、気候変動・発展途上国支援を実現する目的の運動「ブリッジタウン・イニシアチブ」にインスパイアされたものとのことです。

ベージャンダンスチャレンジでは、パネルのモデルの動きに合わせてダンスに挑戦し、TikTokでシェアしよう!というものでした。

ブルンジ

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東アフリカ内陸国のブルンジ。ルワンダ、タンザニア、コンゴ民主共和国に囲まれています。
ブルンジ王国において王(ムワミ)を中心にした安定した国家運営がされていましたが、ドイツ領東アフリカの一部になるもののブルンジ王国は形式上そのまま存続されます。
次のベルギー時代を経て独立しますが、引き続きしばらくブルンジ王国が続き、1966年に共和国に移行しました。

見どころをまとめた簡単なパネルとグッズが中央に置かれていました。

ブルンジと言えば王立太鼓(ロイヤル・ドラム)が有名で、ユネスコ世界無形文化遺産にも登録されています。
太鼓を頭上に掲げたりジャンプしながら叩くもので、非常にエネルギッシュで見ごたえがあります。
観光客向けに小型の装飾ドラムがよく売られています。
現地では10ドルくらいだったと思います。

棚にもお土産ドラムがたくさん飾ってありました。

実はブルンジは高品質コーヒーの産地として知られています。

館内にブルンジカフェなる店舗があったので、コーヒーフロート(1,026円)を飲んでみました。
現地の超絶濃厚なものとは全然違い、日本人向けになっていて飲みやすくなっていました。
ブルンジコーヒーのドリップパック(270円)も購入してみました。開けると樹皮のような香りだと思いましたが、お湯を注ぐと落ち着きます。
「フルーティな香りとやさしい甘み」などと一般に書かれていますが、酸味も苦味もほどよく、かなり飲みやすい仕上がりになっていると思います。

ボリビア

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南米のボリビア。日本ではウユニ塩湖で有名ですね。
カーニバルのペピーノの仮面がありました。

ムービーはウユニ塩湖をはじめとしたボリビア各地の映像。(扉が気になりますが・・・)
写真パネルはティワナク遺跡のポンセのモノリスです。

あまりイメージがありませんがチョコレートも紹介されていました。
ウユニの塩や、ボリビアワインも展示がありました。

マラウイ

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アフリカ南部のマラウイ。
もともとはバントゥー系民族の地域でしたが、イギリスの植民地となりニヤサランド(Nyasaland)と呼ばれました。
その後独立し、1990年代に民主化され、現在は比較的安定した国となっています。

国土の約1/3を占めるマラウイ湖は世界遺産にも登録されています。全長587kmもある淡水湖で、その歴史がパネルにまとめられていました。

展示室の奥には日常生活を表現したと思われる木像がありました。
右の杖は、「持続可能な方法で調達した木材で作った杖」だそうです。

特産品のコーナーでは、キロンベロ米、ピーナッツ、ジャンジャーやハイビスカスのティーバッグ、バオバブオイル、はちみつ、チリソースなどが置かれていました。

展示室の奥で流れている動画はマラウイの概要でした。各部族がそれぞれの伝統をもつとか、「公用語は英語で、チェワ語が国語」とか、首都はリロングウェ、タバコ・茶・砂糖が主要輸出品、近年政府は投資や経済成長のため重要な経済・構造改革を行っているといった内容。最後は「マラウイとのビジネスをぜひご検討ください」とのことでした。

モーリシャス

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!

インド洋の島国モーリシャス。
16世紀ポルトガル人が発見した際は定住せず、17世紀オランダが入植、18世紀フランスが統治(砂糖産業が発展)、19世紀イギリス領となり、20世紀に独立。
アフリカの中でも政治・経済が安定し、生活水準が高く、リゾートアイランドとして旅行先としてもメジャーです。
国名は、オランダ時代に指導者「マウリッツ(Maurits)」公にちなんで命名されました。
モーリシャスは絶滅した鳥ドードーの生息地だったことでも知られています。「アオと夜の虹のパレード」のドードーはこれをもとに考案されました。

展示室は海一色。
海洋生物、観光、環境に関するVRでは海の中にいるような体験ができます。

なんと展示室内には水槽がありました。
商船三井と大阪アクアガーデンによるもので、サンゴ礁生態系をイメージしたものとか。ストレスに弱いサンゴの配置はプロによる絶妙なレイアウトになっているとのこと。
ミドリイシ、スターポリプ、ウミキノコ、トゲチョウチョウウオ、ゴマハギ、ナンヨウハギ、インディアンバガボンド、ミゾレチョウチョウウオ、デバスズメダイなどが見られます。パネルもあったのでどこにいるか探すのも楽しいです。
マングローブの花やスプーングラスなどの展示もありました。

ルワンダ

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!

アフリカ東部のルワンダ。似た名前にウガンダがありますが、それは隣の国。ルアンダというのはアンゴラの首都です。
もともとルワンダ王国があり、ツチ族を王族として統治していましたが、ドイツ領東アフリカになり、第一次世界大戦後ベルギーが統治します。ベルギーは「ツチ族優遇、フツ族差別」政策を実施していました。
1962年に独立しますが、1994年にルワンダ虐殺(フツ族過激派によるツチ族・穏健フツ族への虐殺)がありました。
現在はゴリラ観光で有名ですが、コーヒーや茶の輸出でも知られます。プラスチック・ビニール袋全面禁止しており、町にごみがほとんどなくてアフリカと思えないほどきれい、バイクではヘルメット必須など道路や交通ルールの徹底、電子決済や行政手続きのオンライン化、公共の場でのマナー規制など、日本より進んでいる面もあります。首都キガリはアフリカで最も安全な首都の一つともいわれます。

ルワンダの伝統工芸品アガセチェは手編みで、「平和と寛容の象徴」だとか。
ルワンダ・コーヒーの案内もありました。

壁一面にモニターが3つ並び、ルワンダの自然やキガリのビルなどが映し出されていました。
ルワンダ初の人工衛星プロジェクトRWASAT(ルワサット)の紹介もありました。日本との共同プロジェクトで、2019年に日本の種子島宇宙センターから打ち上げられ、2022年に大気圏再突入して運用を終了しています。アフリカの新興国が宇宙技術分野に参入したのは重要なインパクトがあります。

ヨルダン

【入場方法】当日登録(7/16までは並んで入場)
【入場】入場時にQRコード読込
【実際の待ち時間】31分(7月下旬11:15列→11:46入場)
【実際の所要時間】35分

予約枠は11:15-11:45で、11:15に並んで11:46に入れました。11:15に行くとすでに相当な行列で、警備員に列の時間を聞いて並びますが、その警備員もこのときは当日登録に変わって間もなかったからか枠をよくわかっている感じはしませんでした。
枠別に列がなく、並んだ順に入場で、入場したときは集団の後半だったので、恐らく前の時間枠の人と一緒だったものと思われます。広さの割に滞在時間が長めのパビリオンなので、予約枠になったら早めにゲートに向かった方がよいでしょう。

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!

入った部屋の左にはやたら小さいモニターが壁に埋まっており、ヨルダン各地の映像が映し出されていました。壁は上がペトラ、下がワディラムのイメージだそうです。
モニターに関しては若い女の係員がマイクなしで説明してくれましたが、あまり正確ではありませんでしたので手前味噌の旅行記とともに若干補足します。
・アンマンは高層ビルもあれば遺跡などもあり、昔と今が融合している
 アンマン旅行記:https://4travel.jp/travelogue/11795545
・サルトは壁が黄色くて通称ゴールデンシティといわれ、世界遺産なので観光地としてもとっても有名
 →ゴールデンシティなど聞いたことないし調べても出てこない。世界遺産登録は2021年であり、とっても有名・・・ではまだないです。
・アジュルンは木々がたくさん生えていて自然豊かでヨルダンの砂漠のイメージとは違う
 →間違ってはいませんが、他にもオアシスや川のある場所に木々は生えています。
・ジェラシという都市にはローマの古代遺跡がたくさん立ち並んでいる。特に有名なのがペトラ遺跡で、いつ誰が何のためにつくったのか全く分かっていなくて世界七不思議のひとつ。
 →ジェラシュには巨大ローマ遺跡が一つだけあります。ペトラ遺跡は北部ジェラシュではなく南部ペトラにあり、もともとナバテア人(古代アラブ民族)の首都で、その後ローマに併合されローマ風に町がつくり替えられたもの。
 ジェラシュ旅行記:https://4travel.jp/travelogue/11795547
 ペトラ遺跡旅行記:https://4travel.jp/travelogue/11795548
・アイン・ガザルは1万年前に造られたもの。
 →補足すると世界最古の双頭の人の像。ヨルダン博物館で見られます。

部屋の右側はスクリーンがありますが、その下に鉄鉱石が並んでおり、叩くと甲高い音が鳴ります。スクリーンと連動しているようなのですが、このときは連動しなくなってしまったようで、係員の説明では特に触れずでした。

次はメインの砂場エリア。靴を脱いで、ワディラムから運ばれたという砂の上を歩きます。気になる人はタオルなど用意した方がよいでしょう(ウエットティッシュで拭くのはタオルなどで砂を払った後で)。
ここでは3分程度のヨルダンの映像ショーが流れます。アンマン、死海、ワディラム、ジェラシュ、(おそらく)紅海、ラクダやベドウィンの生活の一コマなどが映し出されます。
あっけなく映像は終わり、ヨルダン在住経験のある女性の短いコメントがあっておしまいです。

砂場を出るとお土産屋があります。2階は予約制の死海スパ、1階はサンドアートや物販、ドリンクコーナーがあります。

デーツシェイクなるものを注文してみました。950円。ちょっとミルクが強くデーツ感は正直薄目でしたが、おいしいデーツをいただけたのでよしとしましょう。暑いときはデーツが合いますね。

ペルー

【入場方法】予約不要
【入場】列に並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】6分(7月下旬12:25列→12:31入場)
【実際の所要時間】14分

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!

まず入ると、プレショーとしてペルーの映像とともに係員によるペルーの紹介があります。インカ帝国時代のお祭りインティライミや、World Travel Awardの世界美食大国賞に関連して食事について話されていました。
二番目の部屋に移動しますが、ここでも映像ショー。アンデスチックな要素を含めた音楽と共にペルー各地の映像が流れます。

続いてはペルーにちなんだ展示室。

最後のミニ展示室は期間展示で、訪問時はシパン王に関する展示を行っていました。
プレ・インカのモチェ王国の王で、王のミイラと共に膨大な金銀の副葬品が発見されました。
会期前半(7/12まで)の展示で、会期後半はナスカ文化展になります。

空飛ぶクルマステーション

【入場方法】フルスケールモック搭乗記念撮影・映像観覧は事前予約・当日登録、それ以外は予約不要
【入場】事前予約・当日登録はQRコード提示、予約不要エリアは列に並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】2分(7月中旬11時台)
【実際の所要時間】自由観覧エリア3分

当初ギリシャ館になる予定でしたが撤退のため空いたスペースに「空飛ぶクルマステーション」なるものを作ったようです。デモ飛行はここではなく西の果てにあってだいぶ離れています。

自由入場の列から入ると、部屋の左に実機が置いてありました。予約した方は搭乗して写真を撮ってもらい、奥の部屋に行くようですが、自由観覧はこのスペースのみ。
結構間近に見られるので立ち寄る価値はあると思います。

モザンビーク

【入場方法】予約不要
【入場】列に並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】6分(7月下旬12:45列→12:51入場)
【実際の所要時間】10分

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!

中に入ると広い空間があるのですが、まずは2階へ。階段には「無駄はありません リソースはあります」と書かれていました。
2階は小部屋があり、スクリーンでモザンビークを紹介する動画を閲覧。首都マプト、定番のサファリ、青い海に白い砂が美しいバザルート島やベンゲラ島、リゾートホテルでくつろぐ様子などが流れていました。

1階へ戻ります。広い空間には、手前のデスクにパンフレット等が置かれ、壁にパネル形式で主にモザンビークの若者が取り組んでいるプロジェクトについて説明がありました。

ドバイ万博のときにもあったNxuva(チューバ)。あのときはNtxuvaと書かれていて実演している人(ゲスト?)がいましたが、今回はアプリで楽しむようになっていました。

木琴の原型といわれる伝統楽器ティンビラ。ユネスコ無形文化遺産に登録されています。いのちの遊び場クラゲ館でも小型のものが展示されています。

フィリピン

【入場方法】予約不要
【入場】列に並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】11分(7月下旬13:04列→13:15入場)
【実際の所要時間】18分

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!

入館すると、紙がたくさんぶら下がった廊下でライトショー。フィリピンへようこそ的な内容です。

廊下を抜けると広い空間があります。手前に大きなパネル、その奥は大きなスクリーンがあります。
パネルではタペストリーとともにフィリピン各地の紹介があり、スクリーンではフィリピンの自然のアバターが自分と同じ動きをしてくれます。

タペストリーは結構凝っていてどれも素敵でした。

こちらはAIフォトブース。写真を撮るとバナナや花などと一緒になった写真を作成してくれるようです。
このときは30分待ちとのことだったのでパスしました。

お土産コーナーとマッサージコーナーがあっておしまいです。

ポップアップステージ東内

アメリカ

【入場方法】予約不要
【入場】列に並んで入場(QRコード不要)※開催当初のみ当日登録制でした
 日本語回(随時)、英語回(10時から1時間ごと)、中国語(13:30、18:30)の列はそれぞれ別。
【実際の待ち時間】1時間30分(5月下旬 15:35列→17:04入場)
【実際の所要時間】30分

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!

最初にお伝えしますが超アメリカ的です。

入るとすぐに狭い通路になり、天井にテレビくらいの大きさのモニターが縦に並び、すべて同じ映像が映し出されます。
通路には青少年プログラム、職業研修プログラム、高等教育などがパネルで紹介されていますが、狭い通路を早足で歩いていくので立ち止まって読む時間はありません。
次の部屋が空くまで通路で少しだけ待機になりました。待っている間、星条旗をモチーフにしたキャラクター「スパーク」の映像と共にテーマソング「together」(Youtubeで非公式のが聞けます)が流れていました。日本語回は日本語の歌詞、英語回は英語の歌詞になっています。
♪Together Together Just imagine what we can learn from each other … というサビの歌詞はテーマの「Imagine what we can create together」から来ているっぽいですね。

英語回だったのですが、NIKE派?Adidas派?とかCoca-Cola派?Pepsi派?とかいう前座があり、その後スパークが登場してテーマソング「Together」に乗せて狭い部屋のスクリーンにテクノロジーなどの紹介VTRが流れます。
途中から手拍子を求められましたが特に着地点はなさそうです。。アメリカ的。5分程度で次の部屋へ。
♪Together Together~

引き続き「Together」に乗せて、今度はアメリカ各地の映像が流れます。
大谷選手もサプライズ登場!
♪Together Together~

通路を歩いていく途中で宇宙に関する展示品がありますが、みんな早足で通り過ぎるのでちょっともったいない感じ。
奥のスペースではまたまた「Together」に乗せて、宇宙に関する映像が流れます。
月面調査の映像はとてもアメリカ的!
♪Together Together~

この部屋がロケットの内部のような感じで、みんなが部屋に入ったらカウントダウンが始まって発射!
なんと「Together」ではない音楽で、スパークが宇宙飛行をしています。月探査、火星などをCGでめぐります。
地球はみんなのホームというメッセージと共に、やっぱり「Together」が流れます。
このセクションだけナレーションが日本語で、「Together」も日本語版でした。仕様なのでしょうか、それとも流すバージョン間違えちゃった?

最後に月の石のセクションです。途中の通路で「月の石」と「出口・スタンプ・レストラン」に分かれますが、途中から一緒になっていました。適当な感じもアメリカっぽい!?
長くて狭い通路では「CONNECT WITH US」「CREATE WITH US」などとしてパネルが並んでいますが、例によって早足なのでじっくりは見られません。壁紙みたいな感じなのかな。
通路のどん詰まりに月の石があります。係員がいてどんどん出るように促されるので、写真撮れるのは1グループ1回と思っておいた方がいいです。決め顔準備して一発で決めましょう!

これでおしまい。非常にアメリカ的なパビリオンでした。
出たところにスタンプがありました。レストランや売店に行くのであれば館内入場しなくても押せると思います(保証はできませんがそんな風に見えました)。
スタンプ押していたら竹馬ダンスやっている!!コートジボワールの竹馬ダンスみたいですが、アメリカにもあるのかな。

フランス

【入場方法】予約不要
【入場】列に並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】6分(6月下旬 9:24列→9:30入場)
【実際の所要時間】35分 ※ムービーで足止めされることなく完全自由観覧なので人によります。

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!

朝9時台ということでほぼ待たずに中に入れました。「鼓動」と書かれたゲートをくぐって中へ。
テーマは「愛の讃歌」。パリオリンピックでも同名の歌が流れていました。
最初はパートナー企業の紹介があり、通路沿いに映画「もののけ姫」の1シーンのタペストリーとパリのノートルダム大聖堂の火災の難を逃れたキメラ像がお出迎え。

そのまま進むと、話題のルイ・ヴィトンのトランクエリアに入ります。
こんなおしゃれなトランクの展示方法がいまだかつてあったでしょうか。。

次は真っ白なトランクにプロジェクションマッピングがされているオブジェ「トランクのスフィア」。
通路に「守りの手」と題してロダンの作品「左手と右手のアッサンブラージュ」があり、その奥の部屋ではパリの景色とともにコンテンポラリーダンス「パリの頭上を舞う空中ダンス」の映像が流れていました。

エスカレーターで下ると中庭に出ます。
盆栽のようにもみえるオリーブの木はなんと樹齢1000年超!
中庭には「分かち合う手」としてロダンの作品「恋人たちの手」、次の部屋へのパッセージには「形づくる手」として「ピエールとジャック・ド・ウィサン、左手」の展示があります。

次はブドウのオブジェがある部屋。ブドウは電飾になっていて光ったり消えたりします。
壁には「愛とアルザスワインほど、悩みを忘れさせてくれるのに良い方法はない」と書かれていました。おしゃれ。

次の部屋はディオール。最初のドレスはフランス国旗のトリコロールの並び。
上品なドレスが壁いっぱいに並んでいました。

次はフランスと日本のコラボレーションのオブジェがある部屋。
頭上の電飾ショーとオブジェのライティングがとてもきれい!

おそらく常設展示はここまで。
最後は原子力・代替エネルギー庁ceaの展示でした。
エッフェル塔と鳥居(厳島神社でしょうか?)のスタンプがありました。

会場外にも彫刻があったりしておしゃれ。
「またお会いしましょう」という言い方も素敵です。
フランスらしさを存分に感じられるパビリオンでした。

パビリオンとは別にブーランジェリーがあります。メゾンカイザーですが、万博限定メニューもありました。
本来の開場時間の9時までは、従業員限定メニューもあったようです。
このときは9時前にお店に入り、パン2種類とカフェラテMサイズをオーダー。
フランボワーズジャム入りのクロワッサン・ルージュ(702円)は、クロワッサン自体が微妙。そもそも日本ではおいしいクロワッサンは貴重なのですが、ここもフランスや旧宗主国で食べる方が断然美味しいです。
パン・スイス(1,080円)はおいしいし、チョコも大きめで満足度高めでした。

フェスティバルステーション

【入場方法】予約不要
【入場】列があれば並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】なし
【実際の所要時間】10分

多目的ホール。時期によって何をやっているかは変わります。
5/22訪問時は入ったところにミャクミャクがいて、同じ空間に関西ツーリストインフォがあり、その奥はイギリスの歌手Nina Nesbittのライブ中でした。
やたら館内にミャクミャクがいる割にあまり人がいないので、ミャクミャクに困ったらこちらへ(!?)。
当初ロシア館。

ロボット&モビリティステーション(スマートモビリティ万博)

関連産業の企業ブース。外にあるスペースでは試乗やデモンストレーションを行っています。
訪問時(6/28)はAIスーツケース、万能ハンドのほか、電動パーソナルモビリティ「WAKU MOBI」の展示と試乗をやっていました(WAKU MOBIは通期展示)。

ベトナム

【入場方法】予約不要
【入場】列があれば並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】16分(6月中旬14時台)
【実際の所要時間】5分 ※水上人形劇を見学しない時間です

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!

回廊型のパビリオンで、入ってすぐ左に水上人形劇のスペースがあります。時間限定なので、タイミングがよければみられるかも!?
他にはパネルなどでベトナムの紹介がありました。

ミャクミャクハウス

当初エルサルバドル館。

カタール

【入場方法】予約不要
【入場】列があれば並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】11分(7月中旬18時台)
【実際の所要時間】15分

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!

館内に入るパッセージでは、砂によるアートがありました。時間によって色が変わって見える砂漠をイメージしたものだとか。

中に入ると天井は吹き抜けになっており、広めの空間をジグザグに歩きながら見学していきます。

真珠産業で栄えた1800年代と、現代のカタールの地図がありました。

その奥に入ると、やたら人だかりができており、ムービーが流れていました。
カタールの風景を切り取ったイメージ動画と思われます。

ムービーのエリアを左に抜けると、ここからムービーエリアをぐるっと取り囲むように小さな展示が並んでいました。カタール各地の情報が写真とともに掲載されています。

衣装の展示が簡単にあり、その奥はショップになっていました。

アラブ首長国連邦

【入場方法】予約不要
【入場】列があれば並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】なし(5月下旬17時台)
【実際の所要時間】10分

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!


前回万博開催国のUAE。前回はかなり気合の入った建造物でしたが、今回も大箱。
たくさんのナツメヤシをモチーフにした柱は、大地から天空へ、豊かな未来に向けて前進するきっかけに、というコンセプトとのこと。
壁で仕切られておらず広い空間になっていて開放感があります。
パビリオンの評価が分かれているイメージですが、解説がないと完全意味不明でおもしろくないと思うのかも。
わからないものは係員に説明を求めるといいと思います。

カナダ

【入場方法】予約不要、事前予約・当日登録も可
【入場】列があれば並んで入場(QRコード不要)、事前予約・当日登録の場合はQRコード提示
【実際の待ち時間】92分(9月中旬17:58列→19:30入館)
【実際の所要時間】33分

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!

150分待ちとか言われましたが、92分で入れました。
入口で重すぎるARタブレットを渡されます。窓口にはカナダ国旗に囲まれたミャクミャクが壁に貼り付けられていました。自由観覧なので、館内を自分のペースで歩けました。

暗い空間では、天井に向けてARタブレットを向けるとサーモンが泳ぐ映像が映し出されます。
ここで陽気なカナディアンレディーからタブレットの使い方などのインストラクションがありました。

次の大きな部屋がメインで、あちこちにある氷山を模したオブジェにARタブレットを向けると、タブレットが振動してカナダにちなんだCGがでてくる仕掛けです。
会場全体を照らすとオーロラが見えました。

いくつかARでみた映像を掲載します。

奥まったところにもARの仕掛けが。
宇宙飛行士が登場します。

激重タブレットを返却。最後の部屋はフォトスポットになっていました。
カナダ館のマスコットのパルカ(ビーバー)のパネルもありました。着ぐるみもあるようですが、このときは夜だったので営業時間外かな!?

館外へ。イベント用のステージがありました。

ポルトガル

【入場方法】予約不要
【入場】列があれば並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】11分(7月中旬18:35列→18:46入館)
【実際の所要時間】15分

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!

隈研吾氏による外観はロープがたくさんぶら下がって印象的。
入口に入ると飾りを左に見つつ、暗い部屋へ。

ここではポルトガルといえば大航海時代ということで、かつての地図を地球儀にした展示がありました。
カンティーノの地図ではまだ日本はおろかアメリカすら認知されていませんでした。
(暗くて地球儀が動くのできれいに写せませんでした・・・。)

南蛮貿易の絵はCGで動いていました。古くからの日本とのつながりを感じます。
ヨーロッパ最大の海洋保護区があるということで、海にちなんだ展示がありましたがこちらはタッチパネル方式でした。

ロープがぶら下がった短いパッセージを通って次の部屋へ。ここではムービーが交互に再生されます。
「海が形づくる国、ポルトガル」というムービーでは、本当の海の他「味覚の海」や「伝統の海」など比ゆ的な「海」も含めてポルトガルの魅力が詰まっていました。アズレージョなども登場します。
もう一つのムービー「海の視点」は文字で海が会話をしてくる演出。気候変動や海洋問題に関する内容になっており、「もし私の氷河を溶かせば、私はあなたの家を水浸しにする。」などと話してきます。「危険なのは私ではない。それは、あなただ。あなたの本来の姿に戻りなさい。あなたは水の中で生まれた。あなたは私の一部だ。」という言葉で締めくくられます。

パビリオンの外に出たら2階から演奏をしていました。おしゃれすぎます!
9月末にはBenoit+Boによる「桃」のアート作品が置かれていました。

コロンビア

【入場方法】予約不要
【入場】列があれば並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】12分(9月中旬10:44列→10:56入館)
【実際の所要時間】18分

20分待ちと言われましたが半分くらいで済みました。
夜になると国旗カラー(90度倒れていますが)になるのがきれいでした。

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!

入館すると、横長スクリーンでプレショー鑑賞。
映像の途中でブレスレットを配りだしたので、一ついただいて中に入ることにしました。

通路にはガルシア・マルケス氏に関する説明と、「百年の孤独」の本の展示がありました。
天井の黄色い蝶も「百年の孤独」にちなんだものです。ここではルートガイドのように順番に光っていました。

この部屋は柱にコロンビアにちなんだものや特産品があるので、ぐるぐる回りながら触れて体感することができます。
一部明らかに本物ではないものがありましたが(「雪」とか)、ご愛敬です。

次の大きな部屋では、生物の多様性をタッチパネルや引き出しを引きながら学ぶものでした。
展示に交じってスタンプが設置されていました。

部屋の一角は映像ルームになっており、コロンビア各地の風景や動物、民族楽器、コーヒー、アマゾン民族、太陽光パネルなどが映し出されていました。ここでも黄色い蝶が飛ぶ演出でした。
ボコタ、メデジン、グアタペ、カルタヘナのほか、一瞬ですが黄金博物館の「ポポロ」や「黄金のいかだ」も映っていました。

ショップには、あのフアン・バルデスがあります!
コーヒー豆をお土産に買うもよし、テイクアウトするもよし。
コロンビアの町の店舗でいただいたフアン・バルデスは本当においしかったのを思い出しました。

最後にコロンビアの旅行記をリンクしました。
実際に行かれる際は最新の治安情報を入手して対策しておくことをおすすめします。

コロンビア旅行(1)世界遺産カルタヘナ (カルタヘナ) - 旅行のクチコミサイト フォートラベル
カルタヘナでのworldhusiastさんの旅行記です。
コロンビア旅行(2)ピエドラ・デル・ペニョールとグアタペ&メデジン (メデジン) - 旅行のクチコミサイト フォートラベル
メデジンでのworldhusiastさんの旅行記です。
コロンビア旅行(3)シパキラの塩の教会&ボゴタ (ボゴタ) - 旅行のクチコミサイト フォートラベル
ボゴタでのworldhusiastさんの旅行記です。

スイス

【入場方法】予約不要
【入場】列があれば並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】なし(9月中旬9:14)※日中はかなり並びます
【実際の所要時間】14分

歴代スイスパビリオンの中で、最軽量の球体で、エコロジカル・フットプリントが最小という地球にやさしいパビリオン。
ドームが複数つながっていて、見た目もかわいらしいです。

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!

文字だらけののれんをくぐって最初の球体へ。
スイスの文化や技術革新に関する切り絵の展示でした。
切り絵画像をクリックして拡大してみてください。
ハイジが隠れているのですが・・・国旗と地球の人型の右でブランコに乗っているのがそうかな?他にもペーターと一緒にいるっぽいのがあるような・・・。
左側にはアインシュタインの顔が見えます。ドイツ生まれですが、スイス国籍を取得しています。
アインシュタインの左にいるのはハイジのおじいさん(アルムおんじ)かな?

さらにのれんをくぐって2つめの球体へ。
本当にシャボン玉が飛んでいます。装置に未来社会への願いを言うとシャボン玉が出てくる仕組みになっていました。
写真の照明は赤いですが、青になったりと変化します。

またまたのれんをくぐって3つめの球体へ。
「人間拡張」「生命」「地球」の3つのテーマにそった展示で、およそ2ヶ月おきに入替えがあるそうです。
一番奥ではタッチパネルで適当にトピックを選ぶと、未来予想のストーリーと関連するイラストが現れます。
「見上げて!」とあったので顔を上げると、スクリーンにも映し出されていました。
トピックの書きぶりがかなり難しいので、考えずに本当に適当に選ぶのが良いでしょう。。

同じ部屋の中央では、氷河の変遷がわかるジオラマ、カラフルなディスプレイのネスレの取組紹介、地球環境への負荷の少ないスイスパビリオン、キューブやオブジェをセットするとスイス企業の取組みが流れるディスプレイ、3Dプリンタによるサンゴ再生の取組み、人口12人のムルエンス(Mulegns)村にて3Dプリンタによって建設され2025年5月に完成したタワーTor Alva、ドローンによる生態系モニタリングなどが紹介されていました。

のれんをくぐって最後の球体へ。
ハイジ、ペーター、アルムおんじのパネルがあり、アテンダントに撮影してもらえる部屋で、スルーも可能。
日本人がスイスといったらハイジは絶対外せないですよね。

4階にはハイジカフェがあって大人気。「ス」椅子はこちらにありました。

オーストリア

【入場方法】予約不要
【入場】列があれば並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】22分(9月中旬9:54列→10:16入館)
【実際の所要時間】26分

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!

五線譜のリボンはなかなか日本政府の許可が出ず、「万が一雪が降っても、リボン部分に絶対積もらないという前提を満たさないといけないので、その点を証明するのも苦労しました」(通訳・翻訳ブック)とのこと・・・。

館外ではミニパネルでオーストリアの豆知識を読みながら入場を待ちます。

葛飾北斎の浮世絵が描かれたベーゼンドルファー(オーストリアのピアノメーカー)のグランドピアノ「The Great Wave off Kanagawa(神奈川沖浪裏)」が自動演奏を始めます。このモデルは全世界に16台しかありませんが、4,994万円でご購入可能です。譜面台には葛飾北斎のサイン(北斎改為一筆=ほくさい あらため いいつ ひつ)が赤い文字で入っています。
シャンデリアはウィーン・バロック様式の「マリア・テレジア」で、重さ110kgだそう。

オーケストラと一体化した自動演奏は万博用オリジナル曲「Composing the Future」。曲に乗せて、スクリーンにはオーストリアと日本のつながりがその年号と共に映し出されていました。
わかりやすいものだとチロルチョコ(勝手に日本のメーカーがオーストリアのチロル地方の名前を付けた)、舞洲のごみ処理場(デザイナーがオーストリア人。姉妹ごみ処理場がウィーンにある)、グラーツのエッゲンベルク城(大坂城と城下町が描かれた「豊臣期の大阪図屏風」が発見された)などが紹介されていました。

ご参考に、グラーツの旅行記をリンクします。

オーストリア旅行(1) ウィーンから日帰りで世界遺産グラーツ (グラーツ) - 旅行のクチコミサイト フォートラベル
グラーツでのworldhusiastさんの旅行記です。

次の部屋(通路に近い)は、オーストリアの企業や研究機関のプロジェクトが展示されています。
音符型のパネルが並んでいてかわいい演出です。壁には説明書きの他、研究者などの名言が書かれていました。
パネルによると、対GDP比3.34%(2024年)の研究開発費はEUのトップ3に入るレベルとのこと。これは日本と同水準です。

展示の終わりでは、タッチパネルに従って顔写真を撮影するとAIが似顔絵を作ってくれる機器がありました。
10時台で40分待ち・・・ブースの数が少なくて客裁きできない感じです。

最後の大きな部屋へ。
中央に四つの楽器のモニターがあります。それぞれドラム、バイオリン、ダルシマー、クラリネットで、どれか一つ列に並び、順番が来たら体験開始です。
最初に一番大切にしたいSDGsを選択し、それをタッチやスワイプして音楽をならすと、AIによりオーケストラに交じって一体化し、テーマである「未来を作曲する」という仕掛けになっています。
ドラムを選んだのですが、画面左側がタム系、右側がシンバル系になっていて、両手じゃないとうまくドラムセットにならない仕掛けだったことに終わってから気付きました。。

ちなみにマスコットの名前は「赤白赤」。斬新。

団体休憩所

当初アルゼンチンとナイジェリア。アルゼンチンはもともと経済難のため政権交代を機に不参加となり、ナイジェリアはコモンズ-D(セービングゾーン)に出展することとなりました。
団体休憩所はいくつかありますが、ここは唯一空調がある団体休憩所です。
もしここ以外で空調の中休憩するとしたらバスの休憩所か飲食店になります。

ブラジル

【入場方法】予約不要
【入場】列があれば並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】なし(7月下旬9時台)
【実際の所要時間】13分

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!

まず入るといわゆる「映え部屋」。公式によると「熱帯雨林の木々に覆われているかのような雰囲気」とのこと。プラスチック汚染への警鐘の意味も込めてプラスチックでできているそうです。

2つ目の部屋はアートギャラリー。朝いちばんで入ったからなのかパランゴロモスをいただきました。SNSでは「ブラジルポンチョ」と呼ばれていましたが、ブラジルの伝統衣装「パランゴレ」と日本の「羽衣」を融合させたものだそうです。

さらに奥に進むとシアタールーム。入った時はレンソイス・マラニャンセスの映像が流れていましたが、席に着いたら「ブラジルの二世代 トマス・ファルカス ジョアン・ファルカス」という写真家の作品を中心とした映像が流れ始めました。

アートギャラリーとシアタールームの間に一部屋あったことに気付き立ち寄り。一回り小さな空間に映像が流れていました。
ブラジル各地や生活などのイメージ映像が流れるのですが、ギアナ高地のような映像が流れていましたが場所不明。ギアナ高地のエルドラドの滝(Cachoeira do El Dorado)だとしたらベネズエラ(今回不参加)のエンジェルフォールよりも行くのが大変そう。シャパーダ・ジアマンチーナ国立公園(バイア州)かもしれません。

出口に向かうパッセージには各地のお祭りと思われる写真が飾られていました。
このあと再び映え部屋を通って外に出ました。

クウェート

SNSで火が付いた大人気のパビリオンの一つで、日中は入場制限がかかることもあり、待ち時間も長くなるようです。

【入場方法】予約不要・予約可能
【入場】列があれば並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】16分(9月中旬9:00列→9:16入館)
【実際の所要時間】32分

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!

入場するとアルミホイルのような銀色光る壁の部屋へ通されます。
ここでは真珠の形をしたスクリーンに映される約3分のプレショーを鑑賞。空飛ぶロボットのヒエイちゃんが日本語、クウェート出身の少女ダナがアラビア語、フラミンゴのサラームが英語で、ストーリーを展開します。正面から出ないと全体が見られない映像でした。
クウェートシティの町並み、スポーツデーやダンス、健康・科学・教育といった現在の映像から、独立、石油の発見といった歴史的映像が少し流れ、最後は来場者が映し出されます。
湾岸諸国では伝統的に真珠産業が栄えており、日本と同様に潜水夫(海士・海女)が真珠をとっていたのですが、日本のミキモトの大量養殖により産業は衰退し、油田開発を後押ししたと言われています。

2つ目の部屋は「先見の明かり」エリア。
中央に砂漠のミニチュアコーナーがあります。実際の砂漠の砂ではなく、白いパウダーを砂漠に見立てたもの。中に埋まっているものを掘り起こすのも楽しいのですが、これがなかなか重労働。ほとんどの人がただ砂を触っているだけで掘ってはいませんでした。

周囲にはミニ展示が並んでいました。
イヤホンを当てて聞く展示では三種類のストーリーが聞けます。「おもてなし」はカフワ(アラビックコーヒーによるアラブ式歓待)の話でした。
バスケットの展示には白檀、コーヒー、デーツ、木綿、真珠などのおそらく模型が入っていて、蓋を開けると地図に貿易ルートが投影されるそうですが、このときは全部開けっ放しで手を触れないでということでした。
石油掘削機を模した展示では、ハンドルを回すと石油産出の歴史を学べるようになっていました。

奥に進むと遊び場になっていました。
スクリーンに映る少年または少女と一緒にアラブ式ダンスを踊ったり、ポンプで映像の水を噴射させて石を持ち上げるもので遊んだり、望遠鏡のようなものは覗くと町の風景やクウェートの説明を見ることができます。

壁の後ろには階段があり、短い滑り台が設置されていて少しだけ並びました。
滑り台はドバイ万博のルクセンブルク館の目玉で大人気の超行列だったのですが、今回もクウェート館は大人気になりましたね。
今回は滑る時間が3秒ほどなので、回転が速くてよかったです。

滑り台の反対側は休憩ゾーン「オアシス」。天井の模様は砂漠のバラのようできれいです。

さらに奥に進むと暗い空間。
ダナがいろいろな写真を見せてくれる映像を見たり、球体の展示があるエリアです。
ここは次の部屋の入場を待つスペースで、時間が許す限りみるような展示でした。
砂漠のミニチュアからここまでは一つの空間なので適当に行き来できますが、次の部屋に入ると戻ってこられないので心ゆくまで楽しみましょう。

最後の部屋はドーム状のシアター。
砂漠をイメージしたソファや斜面に寝そべって天井の映像を鑑賞。星空がベースになっていて、人型がスポーツしたり、海洋生物、ナツメヤシやクウェートシティの風景などが映し出されます。
壁にある装置に願い事を言うと、打ちあがって星になる仕掛けになっています。
音楽も壮大で、約4分のショーはあっという間でした。

映像が終わると「マアッサラーマ!バイバーイ!」というアテンダントの方の言葉で退場。
キャラクターのぬいぐるみが売っているショップをのぞき、スタンプをおして退館です。

中華人民共和国(中国)

【入場方法】予約不要
【入場】列があれば並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】13分(6月下旬11:08列→11:21入館)
【実際の所要時間】15分

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!

外観がいきなり中国的。圧倒的存在感を放つデザインで素晴らしいです。
文字は金文・篆書・隷書・行書・楷書の5つの書体で、漢詩などから書かれています。
行列している間に、外でロボットが手を振ってくれました。こういう分野は中国は本当に強いですね。

最初の部屋は貴重な文化財の展示。解説文や実物のアップが手前のガラスに映し出される仕組みは結構斬新。

二十四節気のイメージ映像はきれいで見入ってしまいます。

まだまだ展示室が続きます。
タクラマカン砂漠の映像は砂が広がらないようにする取り組みなどが流れていましたが、確かに現地でも砂漠横断道路が”砂没”しないように対策されているのを見ました。黄砂の対策もしてほしいところ(中国様ならできそう!)。

ロボットダンスショーは、一糸乱れぬ(!?)踊りを披露していました。よく見ると目の動きが個体によって違っていました。
広州地鉄の展示では、時間限定でグッズ配布をしているようでした。次の予約があるので待っていられませんでしたが、そんなに欲しいものも特になく・・・。

次の部屋へ向かうパッセージも中国的。浮彫りを用意したあたりさすがです。
日中文化交流の場面では、松下幸之助、鉄腕アトムと孫悟空、平山郁夫などが彫られていました。

こちらのムービーでは十二時辰の別に中国の日常生活をまとめたものになっています。
寅の刻(深夜3~5時)では勤勉な人々が新しい一日を始めるとありました・・・。確かに中国人早起き多い印象です。
ジオラマのようなのは「シティブレイン」なる展示。町ごと管理できちゃうのが中国様です。

最後は月の表土のサンプル。アメリカが月の石なら中国は表土ですか・・・!報道によると月の裏側の砂だとか。
同じ空間に水深7062メートルの超深海の映像が流れていました。これまたかなり貴重なもの。
お土産屋さんがあってパビリオンはおしまいです。お土産屋さんのパンダのスタンプは終了したと言っていました。

素晴らしい外観と盛りだくさんの内容で、やはり中国は大国ということを実感。
直接パビリオンとは関係ないですが、開幕直前にドローンを飛ばしたのは中国パビリオン関係者でした。モラルも大国になったら最強です。

国際機関館

各国際機関のブースが並びます。
・イーター国際核融合エネルギー機構(ITER)
・国際科学技術センター(ISTC)
・太陽に関する国際的な同盟(ISA)
・東南アジア諸国連合(ASEAN)事務局
・万博博物館

【入場方法】予約不要
【入場】列があれば並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】なし(5月下旬14時台、6月下旬10時台)
【実際の所要時間】それぞれ数分

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!


ITERでは核融合発電に関する展示。
ISTCは大量破壊兵器に適用可能な化学、生物などに関する安全保障の脅威に対処する活動を支援しており、プロジェクト紹介ビデオがモニターで流れていました。
ISAは太陽エネルギーの普及拡大を目的とした機関で、その取り組みをパネルで紹介。
ASEANでは時間限定でトレイルチャレンジといって、スマホで答えるクイズ正解者に赤いパスポートを配布しており、各参加国のパビリオンで専用スタンプを集めて戻ってくると何かいいことがあるとか!?クイズは展示パネルに答えがあるのでちゃんと読めば誰でもわかるものでした。
→ トレイルチャレンジの景品はピンバッジでした!
万博博物館は、これまでの万博の紹介がありました。

国連

【入場方法】予約不要、事前予約・当日登録も可
【入場】列があれば並んで入場(QRコード不要)、事前予約・当日登録の場合はQRコード提示
【実際の待ち時間】なし(6月下旬10時台)
【実際の所要時間】15分

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!

世界193ヶ国が加盟する国連の取り組みの紹介が中心。動画ルーム待ちのスペースでは、WHO、UNHCRなど関連団体についての簡単な説明が見られます。WIPOとかこんな機会でもなければ知ることもなかったでしょう。。
国連事務総長のグテーレス氏からのメッセージを含む動画では、地球規模の課題は身近なことの積み重ねで解決できることを示唆していました。

国際赤十字・赤新月運動館

【入場方法】予約不要、事前予約・当日登録も可
【入場】列があれば並んで入場(QRコード不要)、事前予約・当日登録の場合はQRコード提示
【実際の待ち時間】なし(7日前抽選<第5希望>)
【実際の所要時間】25分

メインの動画は戦争、津波、火災などの映像が含まれます。
苦手な方はご注意を。

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!

動画ルーム待ちのスペースでは、かけがえのない日常がいつまでも続くと信じたいといった内容のプレショーが流れます。
展示のメインとなる動画は撮影禁止。涼しい部屋で座って鑑賞します。
動画は、ガザ地区の戦争、東日本大震災、阪神淡路大震災の映像とともに、紛争や災害の被害に遭われた方々の声が収録されています。人は一人で何もできなくても協力することはできるといった内容。
かなり重いですがとても意味のある動画で、意義のある30分になりました。
エンディングテーマはUruの「夜が明けるまで」という赤十字のCMで流れているバラード曲でした。

バーレーン

【入場方法】予約不要
【入場】列があれば並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】33分(9月中旬18:29列→19:02入館)
【実際の所要時間】21分

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!

入館すると、階段の前でアテンダントの生説明が日英でスタート。
「マルハバ」=Helloという挨拶から始まり、パビリオンの形はダウ船をモチーフにしたもの、館内説明がありました。
階段を上がると国立博物館から持ってきたというナツメヤシででてきているダウ船の模型。なんとお触りOK。
これに限らず基本的にバーレーンパビリオンはなんでも触ってOKというのが驚きポイントです。
別のアテンダントによる説明が始まり、バーレーンは33の島がある、琵琶湖と同じくらい、5000年の歴史がある(解説にはなかったがバビロニアの時代から交易中心地として栄えた)、バーレーンとは「2つの海」=海水と海の底から湧き出る淡水の意味、アラビア語の発音での「バーレーン」(Bahrainのhはビール飲んだ後のハァ~~と同じ、rは巻く感じと言っていました)といった内容でした。発音はたぶん違います。

ここからは自由観覧。
フラスコの中にバーレーンに関するものが入っていてにおいを楽しむエリアです。
アルミニウム(最近バーレーンが投資を開始)、剣、真珠(かつて真珠産業が盛ん)、石油・・・と続いて大丈夫かなと思っていたら、最後にナツメヤシが登場。
最後は「貨幣」のにおい・・・って何ですかそれ。

3階は国立博物館から持ってきたという展示物が並んでいました。これも触ってOK。
ダウ船3種に続き、ヤシの葉の織物から金属加工に至るバーレーンの工芸文化の紹介、石油、真珠、伝統楽器などが展示されていました。

2階におりる階段からは、最初に説明を受けた階段とダウ船が見えました。
2階の通路を通っておしまいです。

トルクメニスタン

「中央アジアの北朝鮮」とも評されるトルクメニスタン。
エンパワーリング・ゾーンの名にふさわしいパビリオンです。
観光面では、日本に大使館ができたのは2013年でしたがしばらく査証発給業務は行っておらず2014年に個人旅行した際はかなり面倒でした。
2025年現在では、現地当局発行の招待状があれば日本でビザが取得できるようになってだいぶ行きやすくなりました。

ドバイ万博では巨大カーペット柄が映し出される湾曲スクリーンが印象的でしたが、今回もサイズは小さいものの湾曲スクリーンがあります。ドバイ万博でもモチーフになっていたアハルテケと思われる馬は今回も健在です。
今回はドバイ万博ではいなかったラクダが建物上部にいます!
公式によると、「丸みを帯びた三角形のデザインが象徴的な天井は、「循環」「サステナビリティ」「生命の流れ」を表してい」るそうです。

【入場方法】予約不要
【入場】列があれば並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】なし(9月中旬9:29)
【実際の所要時間】27分

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!

館内に入ると、いきなりトルクメニスタンらしい光景が。
セルダル・ベルディムハメドフ大統領の尊き御影を懸け奉り恭しく拝し奉る事、忝さの限り無しであります!
現地でもホテルやお店など入ったところもこのような感じで、行った時のことを思い出します。

中に入ると、半円形のスクリーンで5分程度の映像ショーが流れます。
ちょうどショーのつなぎ目でしたが、すでに素晴らしい画像です。

恐らく最大の見どころであるショーは、期待を裏切らない解説と映像で観覧する者を圧倒します。
「この地の過去現在未来は国民的英雄アルカダグとセルダル・ベルディムハメドフ大統領の英知に満ちた著作の中に体現されています」
「偉大なる詩人(マフトゥムグリ)の願いは、アルカダグの導きのもとで現実となりました」
「忠誠、勇敢さ、そして武勇を目にしたい者は、トルクメン民族の高貴なる守護者アラバイを見ればよい!」
「幸福、繁栄、そして調和ある発展の都市を望む者は、英知の都アルカダグへ来るべきです!」
だんだん語気が強くなっている気がします。

注)マグトゥムグリは現代トルクメン語の基礎を築いた一人とされ、ペルシャ語ではなくトルクメン語で作品を残した詩人。2024年は生誕300周年記念でした。
アラバイはセントラル・アジア・シェパード・ドッグのことで、トルクメニスタンの国犬。
アルカダグ(地名)は、首都アシガバートの西(ニサ遺跡よりも西)に建設された都市。

我々は未だ曾て観ざる映像を目の当たりにし、壮絶なる迫力に心を奪われ誠に驚嘆の念を禁じ得ざるものであります!!
というわけで外へ。
ムービーの部屋を出たところにはアラバイの絨毯がありました。遠くにトルクメニスタン・タワーや金色の像も織られています。
2階へのパッセージもデザインがよかったです。

2階に上がると展示室になっていました。

さまざまなものが展示されているのですが、向かって左側は書籍が多め。日本語のテキストなどもありました。
ギネスは「The longest single line bicycle parade」。書いてある通りOfficially Amazingです。。

主要産品の小麦(ソ連時代の国章に描かれていた)、アハルテケをはじめとする金ぴかオブジェ、象牙のリュトン(恐らく複製。旧ニサ遺跡から出土した、ゾロアスター教の儀式でワインを上から入れて彫刻の下にある小さな穴から飲むときに使うもの)、トルクメニスタンと日本の国旗をあしらった絨毯など。

靴や日用品、繊維工場のようなものもありました。
オブジェばかりでなくいろいろなものが並べられていて見ていて飽きない展示室でした。

パビリオンはおしまいですが、3階にはレストランがあり朝9時台からすでに行列でした。
通路には伝統衣装が並んでいましたが、店内にも伝統織物が飾られていたようです。

1階に戻ってきました。出口付近にギフトショップがあり、お土産を物色できます。
絨毯は300万円のものもありましたが、会期終盤ということで半額に!150万円も節約できちゃいますよ!?
トルクメン民族の民族衣装を着ての記念撮影コーナーもありました。

ところで、もうルーフナーマの時代ではないんですね。一度もパビリオンに登場しませんでした。

北欧館

北欧館は、デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデンの5ヶ国が共同で出展。
「文化や言語、習慣が異なる5つの北欧諸国が、今の時代だからこそ協力して目指す、共通の考えやゴール、技術を紹介」(公式より引用)するパビリオンで、「ノルディック・サークル」という愛称がつけられています。

【入場方法】予約不要
【入場】列があれば並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】14分(9月中旬17:55列→18:09入館)
【実際の所要時間】15分

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!

館内に入ると小さな空間があり、ここでプレショーかと思ったらそうではなく、説明を簡単にするのみでさっさと中に入るようでした・・・。

ドアから中に入ると大部屋。
まず天井から無数の紙が円形に飾られているのが目に入ります。
事前情報ではライスペーパーと聞いたのですが、改めてアテンダントに聞くと別に特別なものではなくてリサイクルペーパーなのよと教えてくれました。
円形なのは、ノルディック「サークル」を表現したもので、日本の輪廻転生とも共通点があり、デザイナーが採用したとのことでした。

周囲の壁にはパネルがあり、北欧ではグリーンエネルギーが使われておりエネルギーの貯蔵や二酸化炭素の回収などを行っていること、ゴミを新製品に生まれ変わらせる循環型経済を進めていること、持続可能な食習慣で伝統と環境を守っていること、北欧社会は平等と多様性と共生を重要視していること、などの説明がのんびりした文字でちょっとずつ登場します。

円形の中に入ると、映像が投影されているのに気付きます。
これは北欧の普段の暮らしを表現したものだそう。

部屋を出て出口に向かう通路に、レゴブロックで再現した北欧館がありました。
京都大学のレゴ同好会が設計と制作に4ヶ月もかけたものとのことで、7月下旬から展示されていたようです。
ちなみにレゴはデンマークの会社です。

マルタ

【入場方法】予約不要
【入場】列があれば並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】22分(7月下旬15:25列→15:47入館)
【実際の所要時間】16分

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!

入ったところでアテンダントのミニトーク。マルタの国旗の色は?とか質問されたりします。
最初の見どころはマルタ騎士団の甲冑と、分球遣欧使節団から贈られた日本の甲冑の貴重なツーショット。どちらも本物で、日本の甲冑は2025年に修復が終わったばかり。

その裏には展示品が数点置かれていました。
フェニキア文字とギリシャ文字が書かれた「キップス」はフェニキア文字の解読に役立ったそうです。
若いムスリム女性の墓碑である「マジュマの石」(Maymūnah Stone)はレプリカ。本物はゴゾ考古学博物館で見ました。
「新石器時代の座像(通称”ふくよかな女性”)」は、巨石遺跡などから見つかったものと思われます。似たようなものを国立考古学博物館で見ました。

さらに裏にまわると大き目のスクリーンで動画鑑賞。10分弱にも及ぶ長尺でナレーションや字幕は一切なし。映像は映画のように美しいものでした。
美しいマルタの風景、日常生活の一コマなどに紛れて、ハル・サフリエニ出土の眠る女性像やカラヴァッジョの「洗礼者聖ヨハネの斬首」「執筆する聖ヒエロニムス」(左右反転?)がありました。
最後マルタから日本へのつながりが光で表現されたのですが、大阪ではなく東京になっていたのはご愛敬w

スタンプを押してパビリオンを出たところにキッチンカーがあり、世界無形文化遺産に登録されているマルタの国民食フッティーラを久々に食べてみました。
ツナケッパーをチョイス\1,800。温かいのにちょっと驚き。パンはパリパリです。中身は想像どおりですが、やや塩気薄く感じました。ベーコンと卵もありました。
ちなみに現地では5ユーロ程度(2023年)で食べられました。

最後に旅行記をリンクします。

マルタ旅行(1) スリー・シティーズ
旅行日:2024/9/10 ※本文中の値段は訪問当時のものです。マルタには14:30過ぎに到着、15:00入国。中途半端な時間ですがスリー・シティーズに行ってみ...
マルタ旅行(2) 日帰りコミノ島&ゴゾ島
旅行日:2024/9/11 ※本文中の値段は訪問当時のものです。マルタ島から日帰りでコミノ島とゴゾ島に行ってきました。スリーマ近くに泊まっていたためマルタ島北部...
マルタ旅行(3) 首都ヴァレッタとハル・サフリエニ・ハイポジウム神殿
旅行日:2024/9/12 ※本文中の値段は訪問当時のものです。マルタ島の首都ヴァレッタを散策します。この日も日差しが強すぎて痛いくらいで暑い!湿気はあまり感じ...

チェコ

【入場方法】予約不要
【入場】列があれば並んで入場(QRコード不要)
【実際の待ち時間】2分(7月中旬20:36列→20:38入館)
【実際の所要時間】13分

パビリオンの内容はクリックで開きます。ネタバレ注意!

チェコと言えばボヘミアンガラスということで、パビリオンの外観にも使われています。

館内に入るとアートが並ぶスロープをどんどん上っていきます。よく見ると所々サインがあったりします。石破茂、吉村はん、石井亮次氏などなど。。ここでもガラスのオブジェがありました。

こちらはミュシャの彫刻「岩に座る裸婦」と、レネー・ロウビチェク「Reneのガラス彫刻」。チェコパビリオンのマスコットReneの元ネタです。

しばらく歩くとやや開けた空間があり、小物がいろいろとおいてあります。光っている四角いのはチェコ発祥のウランガラス。

チェコの会社の3DプリンタではReneの何かを作っていました・・・。

さらにスロープを上ると屋上にでました。レストランがあり、ウォータープラザが見られるようです。
残念ながらレストラン以外の屋上からは噴水ショーはよく見えないのですが、大屋根リングはよく見えます。
また、レネのパネルと撮れるスポットもありました。

階段を下りておしまいです。降りたところではチェコビールとともに寛ぐ方が多くいました。

文明の森

6500年前に倒れて地中に埋まり化石になる途中の木(オーク亜化石)で作られた森を舞台にした古代の森のインスタレーション。
133本あり、1本1本が2025年日本国際博覧会の参加国1カ国に捧げられるとのこと。
チェコ企業による展示で、安全対策に不備があるとかで一時閉鎖されていました。

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