旅行日:2025/3/18(火)・3/20(木) ※本文中の値段は訪問当時のものです。
【ベナン】
ベナンは、西アフリカのギニア湾に面する国です。憲法上の首都はポルトノボですが、政治・経済の中心地は最大都市コトヌーです。西はトーゴ、東はナイジェリア、北はブルキナファソとニジェールに接し、南はギニア湾に面しています。
15世紀頃からヨーロッパとの交易が始まり、特に奴隷貿易の拠点として発展しました。当時栄えたダホメ王国は西アフリカ有数の王国として知られています。19世紀末にはフランスの植民地となり、「フランス領ダホメ」を経て、1960年にダホメ共和国として独立しました。その後、1975年に現在の「ベナン共和国」へ国名を変更しています。
公用語はフランス語です。日常生活ではフォン語やヨルバ語をはじめとする50以上の民族言語が話されています。通貨は西アフリカCFAフラン(XOF)で、西アフリカ経済通貨同盟(UEMOA)の加盟国として共通通貨を使用しています。
経済は農業が中心で、綿花は最大の輸出品です。カシューナッツやトウモロコシなども生産されており、近年は港湾都市コトヌーを通じた物流や近隣国との貿易も重要な役割を果たしています。一方で、農業への依存度が高く、気候変動や国際市場の影響を受けやすいという課題もあります。
宗教はキリスト教やイスラム教のほか、西アフリカの伝統宗教であるヴォドゥン(Vodun)が広く信仰されています。ベナンはヴォドゥン発祥の地の一つとされ、毎年1月10日は「ヴォドゥンの日」として国民の祝日に定められています。この信仰は、後にカリブ海地域などへ伝わり、「ブードゥー教」のルーツになったことでも知られています。
観光では、奴隷貿易の歴史を今に伝える世界遺産「アボメーの王宮群」や、かつて奴隷が海へ送り出された港町ウィダー(オイダ)の「奴隷の道」などが有名です。また、湖の上に築かれた水上集落ガンヴィエは「アフリカのヴェネツィア」とも呼ばれ、多くの観光客を魅了しています。ベナンは、豊かな歴史や伝統文化、ヴォドゥン信仰が息づく、西アフリカを代表する文化的魅力にあふれた国です。
ベナン入国前に、https://evisa.bj/でeビザの申請が必要です。(2025/2申請時外務省HP記載のアドレスから変わっていました。今後もアドレスが変わる可能性があるので、非公式サイトにだまされないようにご注意)
必要事項を淡々と記入すればOK。書きにくいと思われるのは「Means of subsistence」と「Return guarantee」。それぞれ「Credit cards and cash」と帰国フライト情報「Return flight (番号) by (航空会社) (eticket xxx-xxx, Reservation number: xxx) departing on (日付) at (時間) at Cotonou」などと書きました。
Single EntryでEUR50+追加チャージEUR1.55。実際の請求はXOF 33,812、支払日レートで8,309円でした。支払いはVISAかMastercardの3Dセキュアがあるもののみ。
支払後1分でeビザが送られてきてびっくり!
印刷して入国審査に持って行けばOK(なはず)。
ベナン出国時、eビザを印刷した紙が必要です。もし入国後なくしてしまったら、ホテルなどで印刷をお願いしましょう。
トーゴのホテルで朝食。この日はランチがとれるかわからないので、しっかりとっておきました。
客数が少ないのかビュッフェはなく、オーダー式になっていました。


9:05 チェックアウト時に市税XOF1,000をお支払い。
小銭に両替できないか聞いてみましたが、不可とのこと。
Gozemでコトヌーに向かうミニバス乗場に向かいます。
今回は残念ながらクーラーなし。1,000フラン払って200フランをおつりでくれたので、実質800でした!
Gozem 9:20 CIKA Golden Hotel and Suites → 9:33 Blvd Du Mono XOF825
コトヌー行きの車を探して、その前で下ろしてくれました。
Hôtel SANCTA MARIAの向かい、海岸側の道路です。
車の屋根にはコトヌーと書いたパネルをたてています。
一席10,000フランで全4席、助手席1+後部座席3の常識的な乗り方とのこと!
そんな乗り方する公共交通機関は西アフリカでは初めてかな!?
運転手は少し英語を話すので助かります。
全席買い上げるかと聞かれましたたが、40,000フラン=10,000円だと高すぎるし、急がないので待つことにしました。
ちなみにこのときGozemで国境まで行こうとするとXOF6,200くらいだったので、Gozem呼んだ方がお得です。。


32度でしっかり暑い中待つこと1時間15分。10:50にようやく四人集まりました。
この車は少し高いので人の集まりが悪い気もします。
トヨタ車だからか、乗り心地は悪くありません。ガーナより道は良く、日本と変わらない。
最初エアコンなしか、仕方ないななどと思っていたのですが、ガソリンを10リットル入れてからエアコンつけてくれました。
しかし、20分くらいで冷えなくなり窓あけ方式になってしまいました・・・。
その後はエアコンをつけたり切れたりを繰り返します。メンテナンスは難しいのでしょう。。



道中貧しい集落のようなものは見当たりません。
機能してない料金所を出たところで車が止まりました。
ドライバーが車の後ろに行って男にいくらか払っていました・・・。
Anehoの入江を通過。ここはとてもきれいで、本当は降りて写真を撮ってもいいくらい。
Gozemだったらいくらかチップ払うと言ってちょっとわがまま言って止まってもらってもいいでしょう。


11:45ごろ検問がありました。
パスポートチェックのみ。地元っぽい同乗者は何もしていませんでした。
そこから車で少し走ってイミグレの建物に到着です。
トーゴ出国とベナン入国は同じ部屋の違う窓口でした。
トーゴのイミグレは道路に窓口が面してなくてわかりにくいです。

トーゴの出国審査では、パスポートを提出して、職業を聞かれて終わり。
紙の出国者リストに真心をこめて手書きしているため、若干時間かかりました。

続いて道路に面するベナンイミグレで入国審査。
こちらはeビザとパスポートを提出し、職業を言うのみですぐ終わり。
イエローカードの提示はしませんでした。eビザの紙は返してくれました。
どちらも賄賂なし!
作業も、この地域にしては早い方だと思われ、シゴデキイミグレでした。
時差1時間進んで、13:14出発。
他の3人はこの間待たせてしまっていましたが仕方ありません。
出てすぐトランクの荷物チェックがありましたが、すぐ出発。
その後、わざわざ駐車場のようなところに入っていくらか払っていました。
ドライバーは食事を購入していました。

ベナンに入っても道はよい状態。
早速貧しそうな集落が登場しますが、問題ありません。
写真は名前がよくて掲載。「ママの店、お腹すいた」といった意味の食堂です。食べていないのでどんな食事なのかはわかりません。
13:42 Garage auto Miawoezonで停車。
オートサービスの店のようです。店員らしき人たちがボンネットあけて何かしていました。
大丈夫でしょうか・・・。油切れでしょうかね。


30分ほどかかり、無事に終わったようで14:06に再出発。
出てすぐ料金所があり、400フランかかりますが、乗客は支払いは不要でした。

しばらく走って、今度はガソリン追加補給。
瓶で入れていました。
結構な臭いがします・・・。

14:57 ウイダー通過。
ここには蛇寺や帰らずの門(Door of No Return)があるのですが、今回は立ち寄りません。
帰らずの門はガーナで3ヶ所も見て十分というのもありますが、本当にあちこちにあって、当時の奴隷貿易がいかに盛んだったかを思い知らされます。

路上果物屋ではどこでもスイカがたくさん!
コトヌーが近づくにつれて荷物渡したり人が降りたりして時間がかかります。
Red Star Squareが終点のようで、ロータリーの南側で他の人は降りました。
ちなみにRed Star Squareには、上から見なければ星形とはわからないオブジェがあります。
1972年から1989年まで続いたマチュー・ケレク政権下の社会主義・マルクス主義時代を象徴する場所として整備されました。赤い星は当時の革命政権のシンボルでした。
「勇敢な男」の像があり、肩の銃は当時の徴兵制度・国防への参加、左手の薪(まき)の束は当時多くの家庭で使われていた燃料、右手の鍬はベナン経済の基盤である農業を表します。現地では「Jacob(ジャコブ)」と呼ばれていますが、これは愛称であり実在の人物を表したものではありません。


ここでドライバーより、追加5,000フランでホテルまで行ってあげるとの営業。
一方でタクシーだったら4,000フランだというので、4,000フランにしてもらいました。
それでも絶対高いのは明らかですが、他の行き方にしても数百円程の差額だろうし、面倒なので受け入れることにしました。


10:53 Blvd Du Mono → 15:49 Red Star Square XOF10,000
15:52 Red Star Square → 16:10 ibis Cotonou XOF10,000
思った以上に時間がかかってホテルに到着。
日本大使館の近くにあるibis Cotonouにしました。






荷物を置いて、近くのPlace de l’amazoneまで行ってみることに。

途中、万博パビリオンにありそうなCongress Palaceの前を通りました。
セキュリティに写真撮っていいか聞いてOKをもらいました。
アマゾネス像

コトヌー最大の見どころと思われるアマゾネス像。
Esplanade de l’Amazoneという広場にあります。
2022年7月30日に完成した高さ約30m、重さ約150トンと、アフリカでも有数の大きさを誇る巨大なブロンズ像です。
この像は、17~19世紀にダホメ王国(現在のベナン)で活躍した女性だけで構成された精鋭部隊「ダホメのアマゾネス(アゴジェ)」をたたえるために建設されました。
勇気や愛国心、そしてベナン女性の強さを象徴しています。
広場は24時間開放されており、夜にはライトアップされるため、昼夜を問わず観光客や地元の人々が訪れます。


ぐるっと一周見てみました。



カメラを持っていると「カメラマンなのか」などと声をかけてくる人がいて、最終的に金をせびってきました。
こちらから「仕事は?」と聞いてみると一瞬困るあたりが素朴ではあります。
写真を撮り終えたら、夕食に行きます。
ランチ食べていないので早く食べたい!
Gozemを呼びましたが、乗るところまで金せびりマンがずっとついてきていました。広場だと躱す場所がなくて難しいです。
Gozem 17:47 Esplanade de l’Amazone →17:55 Hai King Chinese Restaurant XOF750

途中見かけた「SUSHI BAR 神戸市」。コトヌーにも生魚文化が入り込んでいるんですね。
このドライバーもコイン持っていませんでしたが、ちゃんと準備していたのでぴったり払いました。
夕食@Hai King(海景)


Hai King(海景)レストランは、評判のよい中華料理屋ということでやってきました。
メニューには写真が載っていて、英語も書いてあるのでわかりやすいです。




Deep fried spring roll beef (3,500フラン)は、皮パリパリで見た通りおいしい!
中は春雨とお肉が入っていて、大きくて食べ応えあり!これは大正解。
Cantonese fried rice (3,000フラン)は、米はパラパラですが塩気が全然ない・・・。
塩をお願いしたら急においしくなりました。
日本の冷凍チャーハンくらいのクオリティはあると思います。
まあまあボリュームがあり、満足度高めです。
コカ・コーラ (1,000フラン) とあわせて合計XOF7,500でした。
まあまあ高額な夕食になりました。

Gozem 19:21 Hai King Restaurant → 19:29 Super U Aeroport XOF 750
ついに小銭が尽きてしまい、1,000フランを払ったのですが、おつりを持ってないと言い張るので諦めて、その分アプリ評価を2つ星にしました。
この店は超広くて、食材、日用雑貨など何でもあるんじゃないかと思われるほど。
ただし短期旅行者向けのスナックや飲み物などはあまりなく、ファミリー向けサイズが多い印象です。
ホテルまでは2kmもないので、治安が良ければ歩いてもいいところですが、念のためGozemを呼びました。
近くにいたのにスーパー入口になかなか来てくれない。。
電話がかかってきたので駐車場の守衛さんに話してもらい、ようやく乗車できました。


Gozem 20:23 Super U → 20:28 ibis Cotonou XOF475
このドライバーもお釣りがないとかで、500フラン払ってお釣りもらわない代わりに2つ星方式にしました。
コトヌー空港から出国
翌々日になりますが、出国も一緒に書いてしまいます。
朝6:25出発便とかで、3:20チェックアウトです・・・。ほぼ寝られませんでした。
市税 XOF3,000をお支払い。

3:30に出るよう前日に空港シャトルを予約していました。
夜は湿気はあるものの涼しく感じました。
3:36 ibis Cotonou → 3:40 コトヌー空港 無料
空港の建物に入る時にパスポートチェックがありました。
チェックインのラインに並ぶときにもパスポートチェックあり。
荷物は何が入ってるのか、カメラがあるのかジャーナリストかなどと雑談かのように聞いてきます。
プライオリティのラインに並んでいるときにまたパスポートを要求され、今度はどこかに持っていかれてしまいました。
ドーハ乗継ではあるのですが、ベナン~ドーハとドーハ~日本が別切りなので、素人丸出しの若者係員がカタールのビザが必要と短絡的に考え、なぜビザがないのかといって15分以上費やしている始末。仕事が丁寧ではあるのでこのまま見守ることにしました。
4:00ごろ上司のようなのがきて、ドーハ~日本の便を聞いてきたので提示。
4:04確認がとれたのか解放。搭乗券の発券はすぐでした。
システムがダウンしているとかで席は選べないらしい・・・。
発券後すぐ荷物計量がありました。

看板にしたがって歩くとすぐイミグレ。
パスポート、eビザ、搭乗券を提出します。
指紋は機械の間に指をスライドさせるという見たことない方式。
タッチしなくていいのは衛生面でよいと思います。4:12通過。
すぐ後ろがセキュリティチェック。
パスポートと搭乗券をチェックして入ります。
セキュリティ自体は普通。並んでいなくてすぐ通過できました。

通過すると免税店があります。
水を購入してみたところ、500mlがXOF1,500とホテルよりひどい値付けでした。

ロビーにある77communesのパネルは結構みていて面白かったです。
というわけでベナン旅行おしまいです!
